『テーマパーク』はリゾートバイトの職種の中で、学生や20代前半〜30代前半の女性に比較的人気の職種です。
テーマパークと言えば真っ先の思い浮かぶのが遊園地。
遊園地のような、可愛いキャラクターや最新型の絶叫マシーンなど、子供から大人まで楽しめる要素が詰まっている場所で働いてみたい方は多いと思います。
リゾートバイトにおける『テーマパーク』の中には、遊園地以外の施設も存在します。
例えば「長崎のハウステンボス」のように特定のテーマに沿って全体が演出された観光施設や、スパリゾートなど…
テーマパークの仕事は、基本的に屋外での立ち仕事が中心となるので、体力的にハードな面もありますが、笑顔が飛び交う楽しい雰囲気の中で働きたい人にとってはやりがいを感じられるでしょう。
今回の記事では、リゾートバイトのテーマパークで働くことを検討している人に向けて
- リゾートバイトで募集しているテーマパークの種類
- 各仕事内容と大変な所・楽しい所
- スタッフの年齢層・男女比
- テーマパーク求人の効率的な探し方
を詳しく記載していきます。
テーマパークでの仕事に興味を持っている方の参考になれば幸いです。
リゾートバイトで募集しているテーマパークの種類
時期や季節によって異なる場合もありますが、過去に募集があった施設も含めると、リゾートバイトにおけるテーマパークは概ね以下の3種類に分類できます。
- 遊園地
- テーマパーク
- スパリゾート
遊園地
屋内・屋外を問わず常設の遊戯施設(コースター、メリーゴーランド、ゴーカートなど)を有している事業所を指す。
各遊戯施設で利用料金を払うかフリーパスを購入して遊べる。
リゾートバイトで募集をかけている遊園地内の主なポジションは以下の3つです。
- アトラクションスタッフ(アトラクション誘導、ゴンドラ運行)
- チケット販売
- 売店
アトラクションスタッフ(アトラクション誘導、ゴンドラ運行)
遊園地の特徴は、ジェットコースターなどの絶叫マシーンをはじめとした乗り物をメインとしている点。
その中でもアトラクションスタッフやゴンドラ運行は、お客さんの命を預かっていると言っても過言ではないので、気が抜けない重要なポジションです。
お客さんの中には、安全のためのルールを守ってくれない人(子供に多いですが中には大の大人も)がいるので、楽しい雰囲気を壊さずにしっかりと注意するのが役割となります。
子連れのお客さんが多く、子供に「いってらっしゃい!」「またね!」と声をかけると可愛い反応をしてくれます。子供と接するのが好きな人が向いているポジションです。
アトラクションへの乗り遅れや降り遅れ、また体の不自由なお客さんが来た時には一時停止なども行うので、気を使う反面、普通の仕事にはない体験ができます。
チケット販売
チケット販売は単にチケットを切るだけの仕事ですが、意外と確認事項や指示が多くて忙しいポジションです。
特に団体客が来た時は大忙しです。
団体客が来た場合は「◯人乗りなので、◯人のグループを作って下さい」と指示を出すことを徹底します。
また、一遍に数十枚のチケットを渡してくる方もいるので、徹底して人数確認を行い、列のどこからどこまでが同グループで誰が一緒に乗るのかを確認します。
中には小さい子供だけチケットを持っていなかったり、「今日誕生日だから無料だよね?」と勘違いをしている人もいるので、アトラクションスタッフ同様に楽しい雰囲気を壊さずにチケット購入を促しましょう。
売店スタッフ
売店スタッフは、暇な時と忙しい時の落差が一番激しいポジションです。
売店スタッフの仕事は、遊園地内の各所にある軽食(ホットドッグやポップコーン、アイスクリームや飲み物)売り場での販売です。
遊園地の中ではメインのポジションではないので、アトラクションスタッフやチケット売り場ほど常時客足は多くありません。
ただ、真夏の休日などはアイス系や飲み物のお客さんで長蛇の列ができます(特に12時〜2時くらいの時間帯)。
この時ばかりは大忙し。フル回転で動き回ります。
また、遊園地の売店はあまり大きくなく、一日店内に缶詰状態になるので、体力勝負でもあります。
暇な時は、1時間〜2時間くらい数える程度のお客さんしか来ない時もあります。
アトラクション誘導やチケット販売と違って、お客さんに注意や指示をすることがないので、忙しい時もありますが基本的には気疲れすることない気楽なポジションです。
テーマパーク
特定のテーマに沿って全体の演出を行っている観光施設。
ショーやイベントが行われたり、映像系のアトラクション(3Dなど)や展示物の施設などがあるのが特徴。
テーマパークのポジションも遊園地同様に「アトラクションスタッフ(ゴーカートや観覧車が中心。絶叫系は少ない)」「チケット販売」「売店」が存在します。
テーマパークには、その他にイベント業務や着ぐるみといった、遊園地にはない業務が存在します。
以下では、上記テーマパークならではのポジションについて記載しています。
イベント業務
シーズンに合わせて開催されるテーマパーク内のイベント業務です。
例えば4月なら桜祭り、7月〜8月なら花火大会、10月ならハロウィン祭り、12月〜2月は雪祭りなどが開催されます。
イベントに合わせて屋台を特設したり、飾り付けや撤去作業をするのがメインです。
また、イベントに合わせた仮装をして各イベントのインフォメーション(案内役)に回ることもあります。
屋台の特設や撤去作業などは肉体労働なので疲れることもありますが、お客さんと一体となってイベントを楽しめる仕事です。
ただ、季節限定なので、雇用期間が2週間〜長くても1ヶ月程度と短めです。
着ぐるみスタッフ
着ぐるみスタッフは「体験してみたい」と思う人が最も多いポジションです。
愛くるしい着ぐるみの中に入りコミカルな動きをして、とにかく子供達と触れ合うのがメインの仕事です。
着ぐるみの中は非常に暑苦しいため大量に汗をかくのと、群がる子供に「中に人が入っている〜」とからかわれることもありますが、仕事だと割り切って常に楽しそうに振る舞います。
ふなっしーのような完璧なプロ意識は必要ありませんが、やはりイライラしたり暑さに負けそうになると行動に反映されがちです。
キャラクターをとことん演じきるのが重要です。
着ぐるみスタッフでやりがいを感じる瞬間は、やはり子供達の人気者になれる時。
一斉に子供達がかけよってきてスターの気分になれます。
子供を盛り上げて、喜ぶ顔を見るのが好きな方におすすめのポジションです。
スパリゾート
ウォータースライダーや波が出るプール、温泉プールなどからなる大型レジャー施設を指す。
一年を通して募集されているが、とりわけて7月〜8月前後の夏期に募集が集中する。
スパリゾートには売店なども併設されていて、リゾートバイトではプールの監視員を主に募集しています。
スパリゾートの求人募集は、普段は冬のみが盛り上がっていると思われる北海道(ニセコなど)でも、夏になるとたくさんの求人広告が出ます。
夏だからこそ北海道のような湿気が少ない場所に行きたい人にはうってつけです。
プール監視員
プール監視員の主な仕事内容は以下の通り。
- 遊泳者の異常有無の監視
- 危険行為防止のための呼びかけ
- 要救援者の発見と救助
監視業は、ホイッスルやレスキューチューブ、時計、双眼鏡、サングラス、小型救急箱、メガホンを常に携帯して、海水浴場やプールでお客さんの様子を注意深く見張る仕事です。
また、パラソル・椅子等の設置、プール内・更衣室の清掃、設備の異常点検等も交代で行います。
禁止されている場所で飛び込みをしようとするお客さんがいたら注意します。
2時間に1回程、15分程度の休憩を貰えますが、基本は炎天下の中座りっぱなしなので(もちろん日差しよけはある)、思った以上に体力を消耗する仕事です。
日に当たる可能性もあるため、日焼け止めは必須です。
初日にレスキューチューブを使った「セーフティー & レスキュープログラム」の研修を受けます。
座りっぱなしで一見楽そうに見える仕事ですが、セーフティー & レスキュープログラムの研修を受けると、万が一が起こった際のイメージがわいて身が引き締まる仕事です。
とは言えプールで溺れる人はそういないので、救助活動を行うことはまずないです。
テーマパークスタッフの年齢層と男女比
テーマパークスタッフは、子供と触れ合えるという特徴があるからか、20代前半〜30代前半の女性が中心になっています。
男性の年齢層は20代前半が中心です。
男女の割合は女性7:男性3といった具合で、テーマパークは他の仕事よりも1ヶ月前後の短期案件が多いからか大学生もたくさんいました。
若い男女が中心となっているので、年下スタッフと付き合うのが苦手な30代男性は、テーマパークスタッフは避ける方が良いでしょう。
年下の女性との出会いを求めるのであれば、飛び込んでみるものありです。
テーマパークスタッフは髪色やアクセサリーについての社則が厳しいため、見た目は普通の人達が多いです。
所謂"リア充"というような雰囲気の人は比較的少なくて、男女共に誠実そうな見た目の人が集まりやすいのが特徴です。
性格については一概に言えない部分も多いですが、私がテーマパークで働いていた時は、オタク系の人やサブカルチャー好きが多かったです。
あと、意外にも人見知りの人もたくさんいます。
テーマパークで人と触れ合うことによって人見知りを克服しようとする人は多いです。
テーマパークの求人を効率的に探すには?
テーマパークのリゾートバイト求人を探すには、以下のようなリゾートバイト専門の派遣会社を利用するのがおすすめです。
例)
こうしたリゾートバイト求人を専門的に扱う派遣会社であれば、手が空いた時に探せますし、勤務地や待遇の絞り込みが簡単にできます。
各派遣会社の特徴詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
>>>2024年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。
上記リゾートバイト派遣会社の中でも、とりわけてテーマパーク求人が多いのがリゾバ.comです。
テーマパークのリゾートバイト求人は、他の派遣会社だと常時20件〜30件前後くらいしか掲載されていないのが普通です。
しかしリゾバ.comであれば、シーズンによって多少の差異はありますが、常時90件〜100件近くものテーマパーク求人を掲載しています。
時給1,000円くらいの求人なら簡単に探せるので、給料面に関してもある程度満足のいく待遇の仕事をできるでしょう。
リゾバ.comでテーマパーク求人を探す場合は「こだわり検索」にある「フリーワード」にテーマパークと入力、検索をかけたら求人が表示されます。
また、リゾバ.comは友達同士やカップルでの応募を歓迎している求人も他の派遣会社より多いです。
長期休みを活かしてリゾバを始めたい大学生は、是非友達を恋人を誘ってみてはいかがでしょうか。
(友人同士、カップルOKの求人も多い)
ただし、自分が良いと思った求人は、自分だけではなく他人も良いと思っています。
そのため、他の人に取られないように、ある程度吟味して「これだ!」と思える求人を見つけたら早めに応募するのがベターです。
テーマパークの仕事は大変な部分も多いですが、常に笑顔が溢れている環境に身を置けて、毎日お祭りのような気分が味わえる楽しい仕事です。
リゾートバイトに興味がある人は、是非一度飛び込んでみてはいかがでしょうか。
リゾバ先決まった(●´ω`●)!!
箱根のテーマパークになった!!
やっと決まったよ嬉しい😂💓— ずーおか (@Rock_szxxx) 2016年6月20日
その他、リゾートバイトのおすすめ職種ガイドについては、以下の記事を参考にどうぞ。初心者から経験者に向けて、簡単な仕事を紹介しています。 リゾートバイトには様々な職種が存在します。 基本的には観光業(特にホテル関係)の仕事が主であり、多くの仕事が未経験者を歓迎しています。 ただ、人によって職種に向き不向きが必ずあります。 接客業を好きな ...
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