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リゾートバイトの食事事情。自炊は不要。社員食堂、弁当、まかないを写真付きで紹介。

リゾートバイトの食事事情アイキャッチ画像

リゾートバイトでは、基本的に以下4つの形態いずれかで食事の補助があります。

  • 社員食堂での食事
  • まかない
  • 弁当
  • 食事手当(1日1,000円くらい。自炊するか都度ご飯を購入することになる)

どの形態の食事補助になるかは、就労先の規模や就労する職種等によって異なります。求人には必ず食事補助の形態が記載されているので、事前の確認が必要です。

リゾートバイト求人に掲載されている食事補助の形態

(上画像のように、どのように食事補助されるか記載がある)

食事はおまけ、なんでもいい…!なんて安易な考えは持たない方が良いです。

筆者の5年以上のリゾートバイト経験から言うと、例えば弁当は必ず飽きます。自炊は面倒、まかないは太る…。などなど、実は各食事形態にはデメリットもあるのです。

たかが食事と言っても生活を送るうえで必要不可欠な要素。安易には考えられません。

また、リゾートバイト求人の中には、「食事を有料とする求人」も存在します。リゾートバイトを始める位目的は支出を減らして、お金を貯めることにあるでしょう。であれば、食事が有料なのはナンセンス。

食事の補助形態はじっくり確認する必要があるのです。

そこでこの記事では、実際に筆者が経験した体験からリゾートバイトの全食事形態

  • 社員食堂
  • まかない
  • 弁当
  • 自炊

の様子を写真付きで、メリットとデメリットを踏まえながら解説します。

筆者が個人的にベストだと思っているのは社員食堂での食事です。毎日メニューが変わるし、量も多く、それでいて美味しいです。

リゾートバイトの食事事情。無料?ご飯は美味しい?

まず、リゾートバイトの食事補助は基本的には無料ですが、無料なのは出勤日に限るというケースが多いです。

休日も社員食堂を利用したり弁当を食べることもできますが、休日は有料という求人が多いので注意しましょう。

ただ、休日に食事を食べても、大抵は外食するより格安です。1食200円程度を給料から天引きされます。

そのため、休日も有料で就労先が提供する食事を食べる人が多いです。1食200円を節約するために自炊する人はほぼ見かけません。

1日2食提供の就労先が多い

中には1日3食提供の就労先もありますが、8〜9割くらいの就労先が1日2食提供です

美味しいの?

こればかりは一概には言えませんが、正直言ってマズい場合もあります。

筆者の経験で言うと、弁当での食事提供は不味いケースが多いです。安物の弁当宅配を頼んでいるからでしょう。

また、詳細は後述していますが、弁当の宅配はメニューが1週間ルーティンになっているので、確実に飽きます。

ただ、一方で社員食堂での食事提供やまかないは美味しい場合が多いです。

美味しい食事を食べたいのであれば、社員食堂かまかないの求人に応募することをおすすめします。

一番美味しい!社員食堂(従業員食堂)での食事提供

リゾートバイト先の社員食堂

(社員食堂。この時はコロナ禍にあったため各席にパーテーションが立てられていた)

客室数が数百以上もある中〜大規模ホテルになると、上写真のような社員食堂が併設されていることがあります。

社員食堂は外部の社員食堂運営会社を雇って運営しているため、料理はとても美味しいです。

また、料理は毎日日替わりで提供される上、ご飯や味噌汁はおかわり自由などの嬉しいサービスもあります。

リゾートバイトの社員食堂メニュー

(筆者が働いていた場所だと、毎食A定食、B定食、麺類のいずれかより選ぶ形式だった)

リゾートバイト社員食堂での食事

肉体労働の後、思い切りお腹が減った状態でも十分なボリュームのご飯。しかも味噌汁と米はおかわり自由

また、社員食堂らしく、毎月29日は「肉の日」と称してステーキ定食が提供されたり、時には旬の食材を使った料理も提供されます

「今日のご飯はなにかな〜」と、毎回の食事が楽しみでした。

リゾートバイトの社員食堂にあるウォーターサーバー

ちなみに、水やコーヒー、お茶も無料です。電子レンジや各種調味料も完備しています。

作り置きもしてくれるのでありがたい

社員食堂なので営業時間が決まっていますが(筆者が働いてた場所では毎日10:00〜20:00までの営業だった)、もちろん20:00以降にご飯を食べたい人に向けて作り置きのサービスも行っています。

社員食堂の食事提供は、間違いなくリゾートバイトの中で一番最高です

リゾートバイトの食事提供(従業員食堂)の記載例

(求人の記載例。【食事タイプ:従業員食堂】と記載されています)

まかない(バイキング形式)は美味しいけど太る可能性も…

リゾートバイトのまかない1

まかないは、基本的には大型ホテルにてレストランホール調理補助洗い場といった食事に関わる職種で働く場合に提供されます。

基本的には大型ホテルの朝・夜のバイキング時間後、お客様がはけた後の残り物を従業員が好きに食べて良いというシステムです。

残り物…と聞くと大して美味しい物が残っていないイメージを持つかもしれません。しかし、あなどることなかれ。

大型ホテルのバイキングは種類も量も半端ではありません。いくら残り物といっても、食べきれないくらいの種類と量の食事が残ります。それでいて、めちゃくちゃ美味しいです!

リゾートバイトのまかない2

例えば寿司一つとっても、これだけの量が余ります。

リゾートバイトのまかない3

ざるそば

リゾートバイトのまかない4

ラーメン

リゾートバイトのまかない5

フレンチトースト

リゾートバイトのまかない6

味噌汁やコーンスープなどの汁物も豊富。

全部載せるとキリがないのでこの辺りにしておきますが、その他にもインド料理にサラダ類、和食、ステーキ、洋食、中華、なんでもござれです。

しかも毎日少しずつメニューが代わったり、時期にあわせた旬の食材を使ったメニューも出ます。

一番種類が豊富。さらに飲み物まで自由に飲んで良いのだから驚きです。

リゾートバイトのまかない7

まかないはこんな感じで弁当ケースに詰めて、持って帰って食べます。

美味しすぎるがゆえに太る…

まかないは取り放題です。だから最高…!しかし、よくよく考えてください。

しんどい肉体労働のあとに豪勢な食事が目の前に並んでいるわけです。お腹減りまくりの状態です。

筆者が弁当に詰めた上写真を見て頂ければわかるかと思いますが、もう炭水化物とりまくります。

まずチャーハン!ラーメンを加えてエビチリ!おっと寿司も食わなきゃな。味噌汁も取って、唐揚げもいるな!ついでにコーラとオレンジジュースも持って帰ろう!

みたいな感じで、半端じゃない量の食事を食べます。

そういうわけで太りやすいです。筆者は1ヶ月の勤務で3〜4kgくらいは太りました。我慢すれば良いだけの話ですが、やはりしんどい肉体労働の後に目の前に豪華な飯が並んだら我慢なんてできませんよ。

まあこれはデメリットというより、幸せな悩みと言えるかもしれませんね。

小さなカフェやレストランでは料理長が直々にまかないを作ってくれる場合もある

小さなカフェやレストランでのリゾートバイトで食事形態がまかないだと、上のようなバイキング形式ではなく、料理長が都度まかないを作ってくれる場合もあります。

例えば筆者が城崎温泉で働いたカフェでは、ご飯の時間のなかったらメニューの中から食べたいものを選んで、料理長に作ってもらっていました。

リゾートバイトの勤務先で作ってもらった賄い

(実際に作ってもらったまかない)

リゾートバイトの勤務先で作ってもらった賄い2

(城崎温泉での勤務中は、但馬牛たじまうしを使った牛すじカレーを作ってもらった日もありました。めちゃくちゃ旨い…!)

直接こうしてまかないを作ってもらえる就労先もありますが、かなりレアなケースです。基本的に「まかない」と言われたら、上述したバイキング形式の食事提供をイメージしておきましょう。

弁当は飽きるし不味い場合もある

リゾートバイトの弁当

お弁当は、はっきり言って期待しない方がいいです

筆者の5年以上のリゾートバイト歴の経験から言うと、不味くはなくても決して美味しいわけでもなく、300〜400円くらいの安物弁当の場合がほとんど。

しかも、こういった会社用の宅配弁当は、メニューがルーティン化されています。筆者が働いていた場所では1週間のルーティンでした。

つまり毎週毎週、曜日によって食べる物が全く同じなのです…。

なので筆者を含め、ほとんどリゾートアルバイターが、最初の1ヶ月こそ弁当を食べていましたが、翌月からは弁当を貰うのをやめ、自腹で外食したり自炊したりしていました。

結果、食事代を余分に使ってしまっていたわけです。

そのため、個人的に弁当での食事提供は(全てがとは言いませんが)あまり期待しない方が良いです。

それから、弁当に関してさらに言えば、中には不味い弁当もあります。要注意です。

食事手当(自炊や外食する)

食事の提供はないものの、代わりに食事手当を貰える就労先もあります。食事手当は給料に上乗せされます。

金額は就労先によって異なりますが、大体1日1,000円です。

食事手当も個人的にはあまりおすすめしないです。まず都度外食することになるケースがほとんどなので、栄養バランスが偏るうえに、飽きます。そしてなんだかんだで食費が1日1,000円超えることが多いです。

リゾートバイトはほとんどが肉体労働です。労働のあとはめちゃくちゃお腹が減ります。なので、外食するにしても結構な量のご飯を食べることが多いんですよね…。

そんなわけで、筆者は1日1,000円の食事手当をもらっていましたが、結局食費が1,000円を超える日が多く、結果的にマイナスになりました。

自炊は面倒な上に調理器具をそろえる必要がある

食事手当をもらいつつ、自炊をして食費を安く済ませる、という手段もありです。実際、中には自炊している人もいます。

ただ、筆者の経験上、自炊はあまりおすすめしません。理由は以下の2つ。

  • 調理器具の調達が必要(基本的にリゾバ寮に調理器具はない)
  • 都度、食材を買い出したり、そもそも料理をするのが面倒

基本的にリゾートバイト寮に炊飯器はじめ、鍋や包丁、まな板などの調理器具は完備していません。

もちろん食器類もです。

中にはたまに完備している寮もありますが。

リゾートバイト個室寮のキッチン1

リゾートバイト個室寮のキッチン2

(一度だけ、前入居者が残していったであろう調理器具や食器が残っている寮もあった)

完備していない場合、自身で自宅から郵送するなりして寮に調理器具と食器をそろえる必要があります。

また、そもそも普段から自炊をしている人でないと、仕事をしながら料理を作るのがしんどいでしょう。

それに寮の近くにスーパーがあるという条件も必須になってきます。

リゾートバイト中の自炊

(自炊をしていた時期もあったが、筆者は3週間くらいで面倒になって自炊するのをやめた)

結論:従業員食堂かまかないでの食事がベスト!

経験から総括すると、従業員食堂(社員食堂)もしくはまかないで食事提供している求人を選ぶのがベストです。

とは言え、数ヶ月も働いていると、食堂やまかないでの食事にも飽きることだってあります。たまには外食したり、やたらとカップラーメンが食べたくなる日もあるものです。

そういうわけで、寮の周辺にコンビニ等があればさらにベターというのが筆者からのアドバイスです。

求人に食事提供の形態をきちんと掲載しているおすすめリゾートバイト派遣会社の選び方については、以下の記事を参考にどうぞ。

>>>2024年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。

筆者の1ヶ月のリゾートバイト体験談。派遣会社登録から就労までの流れ、寮や仕事の様子などを写真付きで詳しく紹介しています。

>>>リゾートバイト体験談。リゾバ歴5年以上の私が解説するリゾバのメリット。

リゾートバイトのおすすめ派遣会社

リゾートバイト派遣会社のサポート

リゾート地での住み込みバイト探しは、自力で行うよりも専門の派遣会社を通す方が効率的です。

派遣会社を通すメリットは、就労先とのコンタクトがより円滑になるだけではありません。

就労先スタッフ達の年齢層や男女比、仕事内容の詳細を教えてもらえるので理想の勤務地が見つかりやすいです。

派遣会社によっては、留学やワーキングホリデー、上京や正社員雇用支援などリゾートバイト後の第2第3のキャリアサポートも行ってくれます。

現在、リゾートバイト業界で大手と呼ばれ最も信頼を集めているのが以下の5社です。

各社とも異なる特徴・得意分野を持ち合わせているので、理想のリゾバライフが実現できそうな派遣会社を選びましょう。

派遣会社は複数社での登録が可能です。

【業界No.1の高時給】リゾートバイト.com

リゾートバイト.comは、リゾートバイト派遣会社の中で最も時給が高い会社です。

通常、リゾートバイトの平均時給は1,000円ですが、リゾートバイト.comは時給1,100円以上の高額案件を多数揃えています。

中には時給1,250円や1,300円の超高額バイトもあります。

貯金や稼ぐことを何よりも優先したい人におすすめの派遣会社です。

【温泉地や保養地の求人に強い】アルファリゾート

アルファリゾートは温泉地や保養地の求人に特化したリゾートバイト派遣会社です。

温泉地においては、全国の求人を温泉の効能や効果から探せるようになっています。

毎日無料で温泉に入れる求人が多いため、温泉地での仕事に興味がある人は利用する価値がある派遣会社です。

時給1,100円以上の求人も多いので、給与面においても理想とする求人が見つかります。

【友達同士での応募歓迎や短期の求人が多い】リゾバ.com

リゾバ.comは、友達同士での応募歓迎の仕事や1週間〜1ヶ月程度の短期案件が多い派遣会社です。

通常、友達同士での応募歓迎や短期の案件は普通の案件より数が少ないので、探そうとすると妥協が生じてしまいがちです。

しかし、リゾバ.comでは友達同士歓迎の案件が常時500件以上、短期案件は常時150件以上掲載されています。

長期休み中に友達同士でリゾートバイを始めてみたい大学生などに便利な派遣会社です。

【求人数業界ナンバーワン】無料英会話もできるワクトリ

ワクトリは2020年11月にサービスを開始した新しい派遣会社です。

平均時給1,150円、無料のDMM英会話レッスンサービス、派遣会社スタッフとはLINEでやりとりできるなど、既存のリゾバ派遣会社の「良いとこ取り」を実現しています。

他派遣会社にはないグランピングリゾートでの仕事や、求人に寮の写真が掲載されているなど、リゾートアルバイターにとってのメリットが多いサイト構成になっているのが特徴。

非日常な体験をしたい人におすすめです。

【留学やワーホリへの支援が手厚い】リゾートバイトダイブ

リゾートバイトダイブ(旧はたらくどっとこむ)は、リゾートバイトで留学やワーキングホリデー、バックパッカー旅行の資金を貯める目的を持った人へのサポートが手厚い派遣会社です。

スタッフが実際に上記のような海外経験を積んでいる方ばかりなので、費用や渡航国について詳しく情報提供をはじめとしたサポートをしてくれます。

また、海外の語学学校やワーキングホリデー先と提携を結んでいて、大手エージェントよりも安い費用で斡旋してくれるのも魅力。

リゾートバイト後に海外へ出ることを目的としている人におすすめの派遣会社です。

  • この記事を書いた人

RI-LIFE管理人

▽ 2014年からリゾートバイト開始 ▽ 30代の現役リゾートアルバイターです ▽ 現在は福岡とタイのパタヤで二拠点生活を送っています ▽ 当ブログではリゾートバイトを始めたい人に向けて『リゾバの体験談』『おすすめ職種』『おすすめの場所』などを紹介しています ▽ リゾバに関するお問い合わせはSNSやコンタクトフォームより気軽にご相談ください。

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