リゾートバイト中の生活費がおよそいくら発生するのかを把握しておけば、自身がリゾートバイトでいくら稼げるのか・貯金できるのかの見当がつきます。
リゾートバイトが初めての人であれば、最初の1ヶ月は何だかんだで1ヶ月の生活費は4万円程度かかると見ておいた方が良いでしょう。
2ヶ月目以降は、余程娯楽費や交際費に消費しない限り2万円〜3万円に抑えることができます。
この記事では私のリゾートバイト経験をもとに、リゾートバイト中に発生する生活費の内訳と、支出を減らして出来るだけたくさん貯金する方法を記載しています。
支出が多くなってしまうと、せっかくリゾートバイトで働く意味が薄れてしまいます。
そのため、生活費は出来るだけ抑えるよう工夫するのが、早く目的の貯金額へ最速で到達するための道と言えるでしょう。
最初の1ヶ月。生活費は何だかんだで4万円程度発生する
以下は、実際に私が「3食賄(まかな)い付き・寮費無料・水道光熱費無料・交通費支給・Wifi環境あり」の求人先で初めて働いた時に発生した1ヶ月の生活費の内訳です。
<リゾートバイト初月の生活費約4万円内訳>
- 食費…約8,000円
- スマートフォン料金…約7,000円
- 観光費用…約5,000円
- 交際費…約5,000円
- 雑費(おやつ、タバコなど)…約15,000円
以下で生活費の内訳について詳しく述べていきます。
食費…約8,000円
まず、3食の賄いがありながら8,000円の食費が発生した理由ですが、これは休日は賄いが無かったからです。
求人先によっては休日も賄いを出してくれる場所もありますが、私が働いていた職場の賄いは勤務日のみでした。
私の1ヶ月の出勤日数は22日だったので、月の休日は8日間。
休日1日に発生した食費は500円 x 2食。そのため、1ヶ月で約8,000円の食費が発生しました。
スマートフォン料金…約7,000円
私の寮はWifi環境があったので、パケ放題を解約すればスマートフォン料金をもっと抑えることができたかと思います。
ただ、外出中もネットを利用したいと思っていたので、パケ放題は解約せずそのまま使用。
スマートフォン代は今や生きていくための必要経費なので、ある程度の料金発生については仕方ないのかなと思います。
注意しておきたいのは、地元を離れたという孤独感から友達にバンバン電話連絡してしまうと思ったより通話料がかさんでしまうという点。
ケチ臭いかもしれませんが、通話はなるべくLINEの無料通話を利用するなどして抑えるよう心がけておきたいです。
観光費用…約5,000円
「せっかくリゾート地に来たのですから、1回くらいは観光しておきたい!」ということで、私は休日に1回だけ観光しました。
私の場合、寮が市街のど真ん中にあったということと、各観光地が街中にコンパクトに収まっていたので、観光における交通費などはそこまで発生せず結果5,000円に収まりました。
観光は1回周れば十分かと思うので、観光費が発生するのはおそらく初月だけです。
実際、私も含め周りのリゾートバイト仲間達が周辺の観光に行った回数は、多くても2回〜3回程度という人が殆どでした。
交際費…約5,000円
交際費はリゾートバイト仲間達との飲み代、所謂ノミニケーション費です。
周りのリゾートバイト仲間達の多くも短期間での高額貯金が目的だったので、居酒屋などには出向かず、誰かの部屋に集まって缶ビールやおつまみを買って集まるといったものでした。
といっても月に2回程度しか飲み会は行わず、宅飲みだったので贅沢におつまみなどを買っても一人2,500円程度の出費で済みました。
こうした交際はもちろん断ることも可能ですが、参加するとリゾートバイト仲間達の仕事では見られない一面が垣間見えたりして中々面白いものです。
月に1回〜2回くらいは参加してみても良いかと思います。
雑費(おやつ、タバコなど)…約15,000円
これは個人的に一番無駄と思っている出費です。
生活中、たまに甘い物を飲んだり食べたりしたい時に、おやつ代として月2,000円〜3,000円程度発生しました。
おやつ代だけなら全く問題ないのですが、タバコは痛い出費(タバコ代だけで12,000円近く)です。
とは言え、タバコは止めようにも止められないので、喫煙者は非喫煙者よりも1万円近く多くの生活費がかかります。
逆に、非喫煙者の方であれば初月でも生活費は3万円程度に抑えられるでしょう。
初月から節約を意識しすぎるのは良くない
上記の内訳は、私が初めてのリゾートバイト生活で殆ど節約を意識せずストレスなく過ごした結果です。
ただ、今になって振り返ってみると、おやつ代や観光費、交際費、そして食費も安いお惣菜などを中心にすればもっと抑えることができたと思います。
しかし、初月から節約を意識しすぎるのは決しておすすめとは言えません。
初めてのリゾートバイト生活でまだ環境に慣れないウチから「アレもコレも節約のために我慢」と意識しすぎると、ストレスを溜め込みやすくなるからです。
初月は環境が変わっただけでなく、仕事でも覚えることなどがあり気疲れもします。
そんな時、「ちょっと甘い物が食べたい」「気分転換にどこかに出かけたい」と思ったら、一旦節約は忘れてストレス解消のために出費する方が良いです。
もちろん、度を越さない程度の出費が大前提ですが。
2ヶ月目以降は環境にも慣れてストレスなく2万円〜3万円に抑えられる
私の2ヶ月目以降の生活費内訳は以下の通りです。
<リゾートバイト2ヶ月目以降の生活費。合計27,000円>
- 食費…約6,000円
- スマートフォン料金…約5,000円
- 交際費…約3,000円
- 雑費…13,000円
初月との大きな違いは、まず観光費が一切発生しなかったという点。
初月に既に観光地は巡ったので、入場料金がかかるような場所には一切行きませんでした。
続いて、食費は休日に1日1,000円(500円 x 2食)かかっていたのを、安い惣菜などを中心にしたり、仲良くなった調理係にお願いしてオニギリを作って貰ったりしました。
結果、食費は何とか月6,000円に抑えることができました。
これは、初月にリゾートバイト仲間との交流で調理係と仲良くなっていたのがプラスに働いたと言えます。
スマートフォン代もパケ放題は解約しなかったものの、上述したように地元の友達への連絡は全てLINE通話を使ったので5,000円にまで下がりました。
交際費は月1回程度に減りました。私もリゾートバイト仲間達も貯金が目的だったので、飲み会は月1回くらいで丁度よかったです。
雑費については、おやつ代はある程度減らすことはできましたが、タバコを減らすことはできなかったので初月とあまり変わりありません。
ただ、非喫煙者であれば上記の内訳から確実にタバコ代の1万が減るので、2ヶ月目以降は月2万円以下で過ごせるでしょう。
また、2ヶ月目以降は環境や仕事に慣れてくるのもあるので、節約を意識してもあまりストレスにはなりません。
支出を減らしたい方は、とことん節約に挑戦してみてはいかがでしょうか。
リゾートバイトの生活費を限りなく0にするためには
リゾートバイト中の生活費支出を限りなく0に近づけるために重要なこと、それはいかに待遇の良い求人を探せるかに尽きると言えます。
意外と知られていない事実ですが、リゾートバイトは全ての求人が「三食賄い有り」で「寮費無料」「水道光熱費無料」というわけではありません。
求人によっては、1食もまかないがなかったり、また月数千円の寮費を取る職場も存在します。
今回の記事で私が例に出している「3食賄い有り」「寮費・水道光熱費無料」「Wifi環境有り」「交通費支給」という職場は、かなり待遇が良い職場と言えます。
以下の項目に当てはまる求人であれば、限りなく支出を減らせる待遇の良い求人と言えるので、是非求人を探す際の参考にしてみて下さい。
- 3食賄い付きである(休日も賄いを提供してくれる場所であれば最高)
- 寮費無料
- 水道光熱費無料
- Wifi環境あり(特にノートパソコンを持ち込みたい人は要チェック)
- 洗濯機がある(乾燥機もあれば尚良い)
- バルコニーがある(洗濯物を乾燥させるため)
待遇の良い求人を探すには
上記のような待遇の良い求人を探すには、ネットを使って自力で探すよりも、以下のようなリゾートバイト専門の派遣会社を利用する方が効率的です。
例)
こうしたリゾートバイト求人を専門的に扱う派遣会社であれば、手が空いた時に探せますし、勤務地や待遇の絞り込みが簡単にできます。
各派遣会社の特徴詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
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リゾートバイトを始める場合は、リゾート地での住み込みバイト案件を多く扱う専門の派遣会社を利用するのが一般的です。 ただ、一言に派遣会社を利用すると言っても、派遣会社の種類は千差万別。 可能な限り自分の ...
また、上記のリゾートバイト派遣会社4社は、全て交通費を支給してくれます(2万円〜3万円)。
加えて、前払い制度も設けているので、実質手持ち金額0円からでもリゾートバイトを始められます。
各リゾートバイト派遣会社のHPから待遇を絞り込んで求人を探す手もありですが、求人によっては洗濯機やバルコニーの有無までは記載されていないのが難点。
そのため、おすすめの方法としては、まず派遣会社に登録したら、上記で述べた待遇を満たしている求人を担当に複数件探してもらうことです。
上記リゾートバイト派遣会社では、登録後に就業から就業終了までを世話してくれる担当がつきます。
担当に上記で述べた待遇を伝えて条件に合致している求人を探してもらう方が、自力で探すより効率的です。
また、担当には上記で述べた待遇以外にも
- 仕事内容
- 時給
- 勤務地
などの条件も付けて求人を探してもらうことができます。
もちろん、条件を足せば足すほど求人は限られてくるので、ある程度優先順位を付けて妥協できる所は妥協してもいいくらいの気持ちで探してもらうと良いでしょう。