(屋久島のウィルソン株)
屋久島とは、九州最南端の佐多岬(さたみさき)より、南西に60kmの場所に位置する島です。
周囲道路は約130km、車で回るなら約4時間程度の面積(東京23区と同じくらい)で、日本全国において7番目に大きな島とされています。
屋久島と言えば、かの有名な縄文杉(樹齢7200年以上)や屋久杉をはじめとした手付かずの大自然が魅力です。
屋久島の90%は森林が占めており、森林の中では屋久島だけに自生する植物や特異な生態系がひしめきあっています。
(樹齢7200年を誇る縄文杉)
1993年、こうした森林の神秘的な姿は世界自然遺産に認定され、更には1997年に公開されたヒット映画「もののけ姫」の舞台になったことから、ますます観光地としての人気を博しています。
そんな屋久島でのリゾートバイト求人の中心となるのは、屋久島に訪れる観光客を相手とした民宿やホテルでの仕事です。
屋久島でリゾバの募集をかけている宿泊施設が多く点在しているのは、屋久島において交通手段の主要となる宮之浦や安房周辺です。
(宮之浦エリアも安房エリアも海岸線に近い)
両エリアには宿泊施設以外にも観光客向けの店が点在していて、縄文杉等への交通機関も整っています。
(安房エリアの街並み)
リゾートバイターが過ごす寮近辺にも個人商店のコンビニや店があるため、生活環境の利便性は高いです。
リゾートバイト中、生活や休日観光において不便を感じることはありません。
今回の記事では、屋久島でのリゾートバイトを検討している人に向けて
- 屋久島リゾートバイトでの仕事内容
- 休日は何ができるのか?
- 屋久島リゾートバイト求人の効率的な探し方
を詳しく記載していきます。
屋久島で最も観光客数が多いのは8月頃であり、リゾートバイト求人数のピークも同様に8月頃です。
ただ、それ以外の季節であっても屋久島リゾバ求人は通年応募を受付ています。
しかし、注意しておきたいのは、屋久島リゾバ求人は絶対数が少ないです。時期によっては2件〜3件しかない時もあります。
加えて、屋久島のような離島でのリゾートバイトは人気であるため、求人は早めに定員に達する傾向があります。
そのため、屋久島でのリゾートバイトを検討している人は、めぼしい求人を見つけたら早めに応募すると良いでしょう。
実際にどのような求人が存在するのかは、以下の屋久島リゾバ求人が多いリゾートバイト派遣会社より確認できます。
>>>屋久島の求人が多いリゾートバイト派遣会社【リゾートバイト.com】
屋久島におけるリゾートバイト
(リゾバ求人を出している屋久島のリゾートホテル)
屋久島でリゾバ求人を出しているのは、宮之浦や安房といった観光客向けのエリアにある旅館やホテルが主です。
屋久島の宿泊施設はファミリー向けの大型リゾートホテルからバックパッカーが利用する一人旅用の民泊まで、バリエーションが幅広いです。
宿泊施設の規模によってスタッフ数や職場の雰囲気は異なりますが、どの施設も客数に合わせたスタッフ数を用意しています。
そのため、宿泊施設の規模によって仕事の忙しさが異なることはありません。
個人的に民宿はアットホームでスタッフ同士や宿泊客との距離が近く、コミュニケーションを取るのが好きな人にはおすすめです。
(民宿の様子)
一方、大型のリゾートホテルは、都会での仕事のように効率的に捌くことが重要となります。
ただ、施設のプールなどを無料で使わせてもらえるため、休日や休憩時間を充実させやすいです。
(働いていたリゾートホテルのテラスから見えた夕日)
どちらも異なるメリットがあると言えます。
屋久島観光のベストシーズンとなる8月は1年の中で最も忙しいため、いずれにせよ8月に限ってはどのような施設であれ、1時間〜2時間程度の残業をすることがあるでしょう。
良くも悪くも人との距離が近い民泊での仕事
働く場所が民宿なのか大型ホテルなのかで、リゾートバイト生活のイメージはガラリと変わります。
シーズンによっては民宿しか募集がなかったり、大型ホテルしか募集がない場合もありますが、働く前に両者のイメージをなんとなくでも掴んでおいた方が良いでしょう。
(屋久島の民泊)
民宿の仕事で楽しい部分は、宿泊客との距離が近く、民宿内の装飾を自由にアレンジできるという点。
民宿は家族経営が多く、部屋数が限られているため、同じ宿泊客と接する機械が多いです。
例えば、バーベキューセットを貸し出ししたり、食事を用意するのも対複数グループではなく、対1組や2組だったりします。
(屋久島の民泊でのバーベキュー)
スタッフ数も宿泊客数も少ないため、早い段階でお互いの顔を覚えます。宿泊客に対する思い入れが強くなりやすいのが民宿で働く醍醐味と言えるでしょう。
ただ、大型ホテルのように「○○担当」と明確に仕事内容が線引きされているわけではないので、「手が空いたら洗濯」「今日は庭の掃除」など幅広く仕事を担当します。
民泊で働く = 全ての仕事を満遍なく担当するとイメージしておくと良いでしょう。
ただ、部屋の飾り付けなど、自分が「こうしたらもっと良くなるのでは」と思ったことは、どんどん意見を言えて取り入れてもらえます。
この辺りは大型ホテルにはない楽しみです。
効率的に働く大型ホテル。休憩や休日は充実しやすい
一方の大型ホテルは、明確に仕事担当が線引きされています。
傾向として募集が多いのは、
といった接客中心の仕事。
そして、
といった非接客の裏方系求人です。
大型ホテルの場合は「どれだけ効率良く仕事を捌けるか」が重要なので、民宿のようにほのぼのした空気ではありません。
どのポジションでも「次に何をするか」を考えながらテキパキと動くのが鍵となります。
そう考えると、一見大型ホテルで働くのは味気がないように思えますが、大型ホテルには大型ホテルなりのメリットもあります。
求人によって有無は異なりますが、多くの場合ホテル併設のプールを無料で使えたり、寮各部屋にもWiFiが届いてるなど待遇が良いです。
また、傾向として大型ホテルの方が賄いが有ったり個室寮が綺麗なので、大型ホテルの方が肌に合うという方もいます。
(筆者が過ごしていた個室寮。ビジネスホテルよりも広くて快適だった)
民宿と大型ホテル、どちらも一長一短なので、自身のイメージに合いそうな求人を選択すると良いです。
屋久島リゾバにおける休日の過ごし方
(ウィルソン株。ハートに見える屋久杉の切り株)
屋久島での休日の過ごし方は、屋久島の魅力とも言える手付かずの大自然を満喫するのがベターです。
多くのリゾートバイターが、休日には縄文杉を見にトレッキングをしたり、夏場は海水浴場に足を運んでいます。
屋久島内での移動手段にはレンタカー・バス・タクシーの利用が可能で、いずれの交通機関も滞在する寮の近辺から利用可能です。
>>>屋久島内の交通手段はレンタカー・バス・タクシーのいずれか
屋久島には観光スポットやグルメスポット、公園、自然館などが広範囲に渡って点在しています。
そのため、リゾートバイトを始める前からガイドブック等を見て、休日に観光する場所をピックアップしておくのがおすすめです。
その方が休日の時間を有効に使えます。
以下では、数ある屋久島の見所の中でも、ここだけは絶対に足を運んでおきたいという観光名所を紹介しています。
縄文杉。絶対に一目見ておきたい神秘の古木
縄文杉は「世界遺産 屋久島」を代表する古木です。
推定樹齢が7200年以上と言われ、少なくとも縄文時代からは生きているだろうということで縄文杉という名がつけられました。
縄文時代…私たちからするともはや神話や伝説の域と言えるほど遥か昔ですが、そんな時代から縄文杉は変わりゆく景色や訪れる人間達を見てきたと思うとロマンがありますよね。
縄文杉を見るためには6時間〜7時間の登山をしなくてはならないですが、寮の近くにはトレッキング道具のレンタルショップがあります。
また、職場となる民宿やホテルでトレッキングツアーの受付も行っているので、登山の知識が皆無でも問題ありません。
屋久島灯台。屋久島のサンセットスポット
日本最大のウミガメ産卵地として知られる永田いなか浜近くにある灯台。
永田いなか浜は、初夏のシーズンになると産卵しにやってくるウミガメを見学できるということで、夏の屋久島リゾバでは必ずと言っていいほど訪れるリゾートバイターがいます。
そして夕方からは、綺麗な夕日が差し込む灯台の様子をセットで観光するのが鉄板です。
森林や縄文杉ばかりが注目されがちな屋久島ですが、こうした海辺の美しさを満喫できるスポットも存在します。
屋久杉ランド。気軽に行ける森
屋久杉ランドは、安房から約16kmの場所にある自然休養林です。
大きな森の中に整備されたトレッキングコースが作られており、屋久島に自生する数々の屋久杉を見ることができます。
屋久杉ランドの良い所は、全部で4つのトレッキングコースが用意されていて、中には30分や50分程度のコールもある点。
体力に自信がなかったり、ちょっと森林の様子を見るだけで良いという方には丁度良いです。
ガッツリと「登山!」という気持ちではなく、軽く森林を散歩してみようという気持ちでのぞめます。
今にも、もののけ姫のこだまが出てきそうな緑浴豊かな屋久杉ランドの光景は必見の価値ありです。
首折れサバ。屋久島ならではのネタを食そう
屋久島のうまいもの、ときたらやっぱり首折れ鯖と飛魚のお刺身🎵 pic.twitter.com/xEMFuWxfwK
— nabi (@nabiinsea) 2017年10月22日
首折れサバとは、屋久島で水揚げされるゴマサバです。
新鮮でクセがない美味しい味わいが人気で、屋久島では定食屋等、至る所で首折れサバを食べることができます。
首折れサバのお刺身御膳は大抵1,000円〜1,500円くらいするので、出来るだけ支出を抑えたいリゾートバイターにとっては大きな金額です。
しかし、リゾバ生活中に1回くらいは、こうしたご当地グルメを堪能したいです。
ちなみに、大型ホテルで働いていると、賄いで首折れサバを出してくれることもあります。
屋久島リゾバ求人の効率的な探し方
冒頭でも述べたように、屋久島のリゾートバイト求人はシーズンに関わらず数が少ないです。
そのため、屋久島のリゾバ求人数が多い派遣会社を見て、めぼしい求人があったら早めに応募するのがベターと言えるでしょう。
シーズンによって民宿しかない時や大型ホテルしかない時もあります。
民宿希望なのに大型ホテルの求人しかない場合、民宿の求人が出るまで待つ人もいますが、待っていても希望の求人が出るとは限りません。
そのため、働く施設にこだわるのはあまり良い判断とは言えないかと思います。
屋久島の求人は、以下の屋久島リゾバ求人が多いリゾートバイト派遣会社より確認できます。
>>>屋久島の求人が多いリゾートバイト派遣会社【リゾートバイト.com】
上記リゾートバイト派遣会社は、数あるリゾバ会社の中でも最も時給の設定額が高いです。
そのため、平均時給が低い屋久島の求人でも時給1,000円前後の求人を見つけられるでしょう。
また、往復分の交通費を出してくれますし、賄いなどの待遇もしっかりあります。
リゾートバイト.comの詳細については、以下の口コミ・評判も参考にどうぞ。
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