スキー場リゾートバイトの『リフト係』とは、スキー場利用客が山頂付近まで登るために乗るリフト乗り場で
- 乗客補助
- 降客補助
- リフト操作
を行う職種を指します。
各スキー場の勤務形態によって異なる場合もありますが、大抵は4人一組で
- 乗客補助
- →降客補助
- →リフト操作
- →休憩
- →乗客補助→
というように、休憩を挟めながら各持ち場を30分ごとのローテーションで回します。
リフト係はスキー場での仕事において最も人気が高く、競争率が激しい仕事です。
人気が高い理由は様々ありますが、休憩回数が多いこと(30分休憩時も時給に含まれる)、そしてゲレンデ初心者でも仕事に就けることが理由として挙げられます。
ただ、人気が高い仕事ですが、精神的に疲れる一面もあります。
未経験でもできる仕事ではありますが、応募の前にある程度は仕事内容を把握しておくと良いでしょう。
今回の記事では、スキー場リフト係の仕事に興味がある人に向けて
- リフト係の仕事内容詳細
- 大変な所・楽な所
- リフト係求人の効率的な探し方
を詳しく記載しています。
上述したように、リフト係の仕事は最も人気が高く競争率が激しいです。
年間の募集傾向を見ると、11月のピークを境目に、徐々に募集案件数が少なくなっていきます。
応募時期のおすすめは、まだ応募者の数が少ない9月〜10月頃です。
9月〜10月にかけて徐々にリフト係の求人は増えていきます。
この時期であれば、まだ応募者が少ないため吟味して求人を探すことができるでしょう。
11月に差し掛かると、どうしても余り物求人ばかりになってしまします。
そのため、リフト係を希望するのであれば早めにスケジュール調整をしておきたいです。
実際にどんなスキー場での求人があるのかについては、以下のスキー場求人が多いリゾートバイト派遣会社から確認できるので参考にどうぞ。
>>>スキー場リゾートバイト求人が多いリゾバ派遣会社【リゾバ.com】
リフト係の仕事内容
上述したように、リフト係の仕事内容は主に「乗客補助」「降客補助」「リフト操作」の3ヶ所に分かれています。
各持ち場を30分ごとで交代で担当して、一通り回ったら30分の休憩を挟めて、再度ローテーションで最初の持ち場を担当します。
リフトの稼働時間は、スキー場の営業時間やナイター営業の有無によって異なりますが、通常は8:00〜17:00までです。
ナイター営業有りであれば、20:00終わりや24:00終わりの場所もあります。
実働は1日8時間なので、ナイター営業有だとシフトが午前・午後に分かれることもあります。
シフト構成については、求人に記載されている勤務時間をよく確認しておきましょう。
リフト係が着用するスキーウエアについては、スキー場でスタッフ専用の物を貸し出してくれます。
持参したり購入する必要はありません。
乗客補助
乗客補助はリフトに乗り込む乗客に待機位置を指示して、リフトが到着したら乗車を促すのが主な仕事です。
スキー場のリフトは5秒くらいの感覚で乗客の下にやってきます。
以下はスキー場リフト乗り場の動画です。
上の動画から分かるように、リフトは次から次へと矢継ぎ早に来きます(リフトの秒速は2m程度)。
初心者の乗客が乗り遅れないよう、スムーズに乗車を促すことが重要です。
また、乗客を誘導しながらリフト券所持の確認も行います。
雨や雪の日には、リフトのシートをこまめに拭くのも乗客補助の仕事です。
最初のうちは矢継ぎ早に来るリフトに急ることもありますが、内容としては単調なので慣れてくればそこまで大変な仕事ではありません。
降客補助
降客補助の仕事は、利用者が降車時にコケたら即座にストップボタンを押して、コケた利用者や後続の乗客の安全を確保するのが主です。
リフト降り場は下向き斜面になっているため、降車の際には初心者であっても多少滑る必要があります。
初心者の場合、スムーズにリフトから降車して滑り降りるコツを掴むまでに、何度かリフト降車を経験する必要があり、最初は降車時の度にコケます。
そのため、降客補助がストップボタンを押して安全確保をする機会は多いです。
リフト降り場の動画
上動画の降客は、ある程度滑った場所で転倒したのでリフトを止める必要はありませんでしたが、中には降車後すぐに転倒してしまう利用客もいます。
降車後すぐに転倒してしまうと、後続客にぶつかったり、降りたリフトが後頭部にぶつかる可能性があります。
そのため、降客補助は常に降客の様子に集中して、少しでも危ないと思ったらすぐにリフトを止めることが重要です。
リフト操作
リフト操作は、リフト乗車場に併設されている操作室にて、リフトの運転・停止、リフト速度の向上・低下を操作する仕事です。
乗客が乗りそびれそうな場合、リフトの速度を低下させて安全に乗車させます。
乗客が乗りそびれて転倒してしまった場合には、一旦リフトを停止して、乗車したのを確認してからリフトを運転させます。
また、乗客がリフトに乗った後、椅子にしっかりと座っているかも確認します。
浅く座っていたり危険な体制だったら、リフトを一旦停止して、きちんと座るよう促します。
リフト操作係も乗客の安全が関わってくるので気を使うこともありますが、室内での作業なので暖かいのが嬉しい点です。
リフト係の大変な所・楽な所
大変な所
リフト係の大変な所は、乗客の安全性に関わるポジションなので、常に神経を集中させる必要がある点です。
リフトはスキー場で常に利用者がいて、1日中稼働しているので、ひっきりなしに乗客がやってきます。
全ての乗客が安全にリフト乗降できるよう常に乗客の様子を見張るので、体力的な疲れよりも精神的な疲れの方が大きい仕事です。
乗客の安全に関わるので、単調な仕事ですが手を抜くことはできません。
接客疲れや肉体労働的疲れとは異なる疲れを感じるポジションです。
楽な所
楽な所は、ローテーションで30分の休憩が回ってくる点です。
「乗客補助(30分)」→「降客補助(30分)」→「操作係(30分)」→休憩というように、1時間30分働いたら必ず30分の休憩がもらえます。
30分の休憩中も時給として換算されているのが最大のメリット。
昼休憩(1時間)と30分休憩を合わせると、1日に3時間も休憩が与えられます(1日8時間労働の場合)。
また、操作係中と休憩中は室内で過ごすため、実質野外で働いている時間は、1日8時間労働のうち4時間くらいです。
これだけ休めるポジションはリゾートバイトに関わらず、日本中探してもリフト係だけかと思います。
安全確保のため精神的に疲れる部分もありますが、これだけ休憩が多いので十分に疲れを癒せます。
こうしたことから、リフト係は人気で競争率が激しい職種になっています。
リフト係求人の効率的な探し方
冒頭でも述べたように、スキー場求人全般は11月の募集ピークを堺に徐々に求人数が減っていきます。
募集が開始されるのは早くて9月〜10月頃です。
この時期は応募者が少ないため、希望とする求人に採用される確率が非常に高いです。
リゾートバイト求人を探す場合は、以下のようなリゾートバイト派遣会社を利用するのが一般的なので、リフト係を希望している人は早めにスケジュールを立てて求人検索すると良いです。
例)
こうしたリゾートバイト求人を専門的に扱う派遣会社であれば、手が空いた時に探せますし、勤務地や待遇の絞り込みが簡単にできます。
各派遣会社の特徴詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
>>>2023年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。
上記リゾートバイト派遣会社の中でも、冒頭で紹介したリゾバ.comは特にスキー場求人が豊富です。
>>>スキー場リゾートバイト求人が多いリゾバ派遣会社【リゾバ.com】
通常、リフト係の時給は900円前後が相場ですが、リゾバ.comなら時給1,000円超えの求人が多いです。
給料的にも満足のいくリゾバ生活を送ます。
ただし、自分が良いと思った求人は、自分だけではなく他人も良いと思っています。
そのため、他の人に取られないように、ある程度吟味して「これだ!」と思える求人を見つけたら早めに応募するのがベターです。
リフト係の仕事は精神的に疲れることもありますが、休憩時間が多く野外で働くのは実質1日4時間程度なので、トータルで見ると楽と言える部分が多いです。
リゾートバイトに興味がある人は、是非一度飛び込んでみてはいかがでしょうか。
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