リゾートバイトの就労期間は通常1ヶ月〜3ヶ月程度ですが、年末年始やゴールデンウィーク、お盆や行楽シーズンに合わせて、1週間〜2週間程度の短期リゾートバイト求人も募集されます。
たった1週間という雇用期間は短いですが、働き方は通常のリゾートバイトと何ら変わりありません。希望の勤務地へ行き、就労先の住み込み寮に滞在しながら1週間程度働きます。
稼げる給料額は、1週間なら5〜7万円程度、2週間なら10〜14万円程度といったところ。
「せっかくリゾート地に住み込むのに、たった1週間で終わるの?」と、もったいなく思う人多いでしょうが、1週間のリゾバはちょっとした旅行気分を味わえる & リゾバの様子見ができるため意外と面白いです。
また、1週間程度の短期リゾバには様々な人が集うのも面白いです。ワーホリ開始までの空き期間の時間潰しで来た人、本職を持っているが連休が暇だから来た人、お試し感覚でリゾバに来た人、大学生。様々な人と関われるのも短期リゾートバイトの魅力です。
この記事では1週間程度の短期リゾートバイトを始めたい人に向け、群馬県で1週間のリゾートバイト、新潟県で2週間のリゾートバイトを体験した筆者が
- 短期リゾバの求人が増える時期
- 短期リゾバで稼げる給料
- 1週間の短期リゾバで募集される職種・仕事内容
- 1週間短期リゾバの生活の様子(寮、食事、休日の過ごし方)
- 短期リゾートバイト求人を探す際の注意点
を紹介します。
すぐに1週間の短期リゾートバイト求人を探したい人は、以下の派遣会社「リゾバ.com」が一番おすすめです。
上記派遣会社は「リゾートバイトおすすめ派遣会社まとめ」にも記載しているように、リゾバ業界で最も短期求人の掲載が多い派遣会社です。
タイミングによっては上述した全国的な大型連休や行楽シーズン以外でも、1週間程度のリゾートバイト求人を掲載しています。また、時には2日間のみの超・超・超短期求人も掲載しています。
短期リゾートバイト求人を探している人は、まずはリゾバ.comを見てみるといいです。
短期リゾートバイト求人が増えるのは、旅行繁忙期の2ヶ月前から
短期リゾートバイトの求人募集が始まるのは、下記の全国的な旅行繁忙期の2ヶ月前からです。
- 年末年始(12月25〜1月4日くらいまで)
- 卒業旅行シーズン(2〜3月)
- ゴールデンウィーク(4月28日〜5月6日くらいまで)
- 夏休み旅行シーズン(7〜8月)
例えば、この記事を執筆しているのは2月の中旬ですが、すでに現段階で派遣会社各社にてゴールデンウィークの1週間短期リゾートバイト求人が掲載されています。
3月中旬以降には「GWリゾートバイト特集」と称して、各社とも特集を組むほど求人数が増加します。
また、閑散期であっても、一時的に人手が足りていない施設では1週間〜2週間程度のリゾートバイトを募集していることがあります。
つまりタイミング次第では、一年中いつでも短期リゾバは見つかるということです。
求人への応募タイミングは1ヶ月前がベスト
2ヶ月前から募集しているなら、早いところ応募してしまおう!と考えても良いのですが、個人的には応募のベストタイミングは1ヶ月前です。
確かに短期リゾバの求人は繁忙期の2ヶ月前から掲載を開始していますが、まだまだ沢山の求人が増える可能性があるからです。
掲載される求人数のピークは、就労開始日の1ヶ月前くらいです。なので、1ヶ月前にはいくつかの求人をピックアップして応募を始めましょう。
1ヶ月を切ってしまうと徐々に求人が減ってきて、待遇条件や給与の面で妥協をしなければいけなくなる可能性があります。
短期リゾバで稼げる給料
最初に書いておくと、1週間程度の短期リゾートバイトで多くのお金を稼ぐのは難しいです。
筆者が群馬県で1週間のリゾートバイトを体験した時の給料は、約54,240円でした。
内訳は以下のとおりです。
<1週間リゾートバイトの給料合計:約54,240円>
- 雇用期間:7日間(内1日は休日)。勤務したのは6日間
- 職種:旅館のベル係
- 時給:1,130円
- 1日の労働時間:8時間(たまに15分程度の残業がありましたが、ここでは省略)
- 1日に稼げた額:9,040円
- 9,040円の内訳 = 1,130円 × 8時間
- 9,040円 x 6日間 = 54,240円
ただ、稼げる額は職種によっても変わるので一概には言えません。
筆者のような旅館のベル係は繁忙期であっても残業が少ない職種です。そのため、ゴールデンウィーク中の勤務とはいえ、ほぼ残業がなかったためにあまり稼げませんでした。
しかし、一方で年末年始に2週間ではありますが、大型リゾートホテルの調理補助として働いた時は、約15万円稼げました。以下は、その時の給与明細。
出勤日数は合計で11日ですが、残業が21時間45分もありました。ほぼ毎日、約2時間残業していたことになります。ちなみに基本時給は1,300円です。
この時は調理補助で働いたので稼げました。調理補助は1日の勤務時間が長く、また後片付け等が多いため残業が発生しやすいため、2週間で約15万円も稼げました。
稼ぎたい人は「残業が多い求人」を希望しよう
できるだけ稼ぎたい人は、派遣会社のスタッフに「稼ぎたい」「残業が多い方が良い」「時給が高い求人が良い」という旨をしっかり伝えればOKです。筆者が調理補助で働いた時のように、勤務時間が長い求人を探してくれます。
稼ぐなら生活費は極力かけない。1週間に必要な生活費は7,000円程度
1週間のリゾートバイトの場合、発生する生活費は観光費5,000円と休日1日分の食費2,000円程度、合計で7,000円といったところです。
リゾートバイトは、基本的に寮費、水光熱費、食費が無料です。
そのため、1週間リゾートバイトの場合、休日に観光さえしなければ、休日1日分の食費のみの支出で済みます(休日には食事が支給されない場合が多い)。
交際費については、1週間のみの雇用なので、リゾバ中に職場の人間から飲みに誘われることは少ないと思います。そのため、交際費は発生しません。
観光費については、仮に観光したとしても5,000円程度でしょう。そのため、発生する生活費は7,000円程度と考えておけばいいです。
「寮費、水光熱費、食費無料」は必須
求人の中には「食事が有料」や「寮費・水道光熱費が有料」の求人もあるので、求人の福利厚生欄をよく確認して、無料の求人に応募しましょう。
ちなみに、1週間のリゾートバイトでは社会保険は適用されません。
そのため、給料から引かれるものはないので、稼いだ分全て自分に振り込まれると考えておいて良いです。
1週間に1日は休日を取らなければいけない
労働基準法35条1項に従って、毎週少なくとも1回の休日を設ける必要があります。
そのため雇用期間が1週間であっても、実質労働できるのは6日間のみです。
筆者の場合も同様で、雇用期間が7日間だったので、労働したのは6日間のみでした。
1週間全て労働できるわけではないことも頭に入れて「1週間でどのくらい稼げるか」を考えておいた方が良いでしょう。
短期リゾートバイトにはどんな仕事・職種があるの?
1週間リゾートバイトで募集されている職種は、通常のリゾバ同様で多岐にわたります。
裏方業務(客室清掃)といった単純な作業の仕事もあれば、仲居のような高度な接客技術を要する仕事まで様々です。
傾向として、年末年始近くになるとスキー場関係の仕事が大幅に増えます。スキー場での仕事は、そもそもが季節限定で雇用期間が短いため、1週間前後の短い雇用であっても応募を良しとしているのです。
通常の1ヶ月〜3ヶ月程度のリゾートバイトに比べると求人の絶対数こそ多くはないものの、職種内容については通常時と代わり映えしないです。探せば自分に合った仕事の求人が見つかるでしょう。
リゾートバイトの仕事内容については、以下の記事も参考にどうぞ。
>>>リゾートバイトの仕事内容。全15職種の特徴をまとめた「まるわかり図鑑」
仕事の範囲はとても狭い。誰でも出来る仕事が中心
ただ、任せられる仕事の範囲は通常の1ヶ月以上のリゾートバイトに比べると狭いです。
例えば調理補助の仕事では、料理の盛り付け以外にもライブキッチン(ホテルのバイキングで、お客様の目の前でステーキやオムレツを焼いたりすること)も任せられることがありますが、1週間程度の短期リゾートバイトでは任せられません。
1日2日で覚えられるような単純作業のみを任せられます。悪く言えば誰でもできる、しかし良く言えば簡単な仕事だけです。
簡単な仕事しか任せられないので、派遣だからと言って酷い扱いを受けることはありません。簡単な仕事なのにミスを連発していたら怒られることはあるかもしれませんが…。
短期リゾートバイトは経験者優遇
1週間の短期リゾートバイトでは、雇用側は即戦力になるような人をできるだけ採用したいと思っているため、年齢や性別などより経験の有無で採用不採用が決まることもあります。
リゾートバイト求人を探していると、「経験はないけれども興味を持てる仕事の求人」が見つかることもあるでしょう。
しかし、上記の理由から、出来るだけ経験のある仕事に優先して応募する方が採用率が高くなると言えます。
特に仲居などの高度な接客技術を要する仕事は、未経験というだけで不採用になることも少なからずあります。
多くの求人が「未経験可」と謳ってはいますが、雇用期間が短いだけに、経験者への優遇度が実は高いことを意識しておいた方が、自分に合う求人を探しやすいでしょう。
1週間短期リゾバの生活(寮、食事、休日の過ごし方)
1週間の短期リゾートバイトでは、勤務地によっては寮環境と休日の過ごし方が従来のリゾートバイトと変わることがあります。食事については従来のリゾートバイトとなんら変わりありません。
以下で、実際に筆者が過ごした寮などの写真を添えて、詳しく解説します。
相部屋寮の求人が多い
例えばスキー場を併設した大型リゾートホテルなどで働く場合、年末年始の1週間リゾートバイトに備えて雇った派遣社員が大量に寮に入居します。
そのため、本来なら1人用の部屋に、2人や(最悪の場合)3人の相部屋になるケースもあります。
以下は実際に筆者が年末年始のリゾートバイトで過ごした相部屋寮の写真。
和室で約10.5畳。二間の部屋です。普通なら二人部屋の相部屋寮なのですが、繁忙期で大量に人員を雇ったので、寮に空きがなかったのでしょう。筆者はこの部屋に入れられました。
2部屋とも上写真のとおり、すでに先輩アルバイターが住んでいます。じゃあ筆者が寝る場所はどこ…?
なんと、まさかの押入れ!!!!これはヤバい…。大量に人員を確保する大型リゾートでは、こうした予期せぬ出来事が起こり得るので要注意です。
ただ、相部屋になるのかどうかは、応募前に事前に派遣会社のスタッフから聞けます。相部屋が嫌であれば、個室寮を完備している求人を探してもらえばいいだけです。
筆者が上写真の寮で過ごした、年末年始の新潟スキー場での2週間のリゾートバイト体験談については、以下の記事をどうぞ。
>>>新潟リゾートバイトの体験談。アルファリゾートを利用して湯沢中里のスキー場で温泉とスノボを満喫してきた!
寮は残念でしたが、総合的には満足度の高いリゾートバイトでした。
小規模や中規模の施設で働くのであれば、大量に人員を雇うことはないので、ちゃんと個室寮で過ごせます。
以下は筆者がゴールデンウィークにリゾートバイトした時の個室寮。
普通の一人暮らし用ワンルームで過ごしやすかったです。
筆者が上写真の寮で過ごした、ゴールデンウィークの群馬での1週間のリゾートバイト体験談については、以下の記事をどうぞ。
>>>群馬の田舎でリゾートバイト!超山奥だけど意外と楽しいリゾバ生活だった。
こちらは非日常を感じられるくらいの田舎でしたが、それはそれで楽しいリゾバ生活でした。
食事は従来どおり。バイキング形式のまかないは豪華になることも!
食事に関しては従来のリゾートバイトとなんら変わりはありません。
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リゾートバイトの食事事情。自炊は不要。社員食堂、弁当、まかないを写真付きで紹介。
リゾートバイトでは、基本的に以下4つの形態いずれかで食事の補助があります。 社員食堂での食事 まかない 弁当 食事手当(1日1,000円くらい。自炊するか都度ご飯を購入することになる) どの形態の食事 ...
上記事に記載しているとおり、勤務先によって以下いずれかの形態で食事が提供されます。
- 社員食堂
- お弁当
- まかない
- バイキング形式のまかない
ただ、バイキング形式のまかないに関しては、1週間などの短期リゾートバイトだと内容が豪華になることがあります!旅行の繁忙期だけあって、ホテル(旅館)側も特別メニューを出すことがあるからです。
通常のバイキングよりも、内容がとても豪華になるんです。なのでバイキング形式のまかないも種類が豊富!そして美味しい!太るから食べ過ぎ注意!と思うくらい豪華な内容になります。
寿司のネタが閑散期よりも豊富だったり、従来のバイキングにはないインドカレーやら中華料理やら、選ぶのが楽しくなります。短期リゾートバイトで食事がバイキング形式だと本当に楽しいですよ。
実際に筆者が短期リゾートバイトで食べていたバイキング形式のまかないについては、以下の記事を参考にどうぞ。
>>>リゾートバイトのまかないが最高だった!バイキング形式で食べ放題!しかし食べ過ぎには注意…
休日はたったの1日か2日!事前に何をするか考えておく
1週間のリゾートバイトだったら、休日はたったの1日。2週間のリゾートバイトでも、ぜいぜい2日か3日だけです。
普通の1ヶ月リゾートバイトであれば、休日になにをするかなんて、休日の前日にでも考えればいいのですが、短期リゾートバイトにおいては、休日になにをするかは応募時にはすでに考えておきましょう。
「さて今日は休日!で、なにしようかな…」となってしまっては、はるばる遠方からリゾートバイトに来たのにもったいないです。振り返ってみたら休日は寮でだらだらしてただけ…なんてことにはならないようにしましょう。
例えば筆者の場合、群馬でのゴールデンウィーク1週間のリゾバでは、休日は草津温泉に行くことを応募時から決めていて、寮から草津温泉へ行く経路についても事前に調べていました。
草津来たー。旅館の人がわざわざ車で送ってくれた😆湯揉み見てビール飲んで寺院参拝して露天風呂入る pic.twitter.com/kwfq2Zwz7c
— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) May 6, 2022
結果的には、仲良くなった直雇用のパートの人が車でわざわざ送ってくれたので経路は調べなくても良かったのですが、それでもちゃんと草津で遊べたので大満足の休日をおくれました。
また、新潟で2週間の短期リゾートバイトをした時は、勤務先の目の前にスキー場があり、リゾバ派遣社員は社割でリフト券購入やスノボ用品レンタルできることを知っていたので、もちろんスキーを楽しみました。
10年以上ぶりにスノボ。相方は人生初スノボ。ど素人二人で、新潟は越後湯沢のスキー場へ。
緩斜面が1000m以上続く、超初心者・ファミリー向けコースへ行くが、イロハのイも知らない素人二人にはレベルが高い。終始こけて体が痛くなっただけの1日になった
スノボ行く時は必ず経験者を一人連れてこなね🏂 pic.twitter.com/1pZCvlbSiL— リーさん🇹🇭WEBライター (@AsiaThailand208) January 17, 2023
短い期間とはいえ、せっかくリゾートバイトに行くのですから、その地でしか楽しめないことを思い切り満喫しましょう。給料以外の面でのリゾートバイトの満足度が上がります。
1週間リゾートバイトの荷物・持ち物
1週間のリゾートバイトであれば、荷物はスーツケースとリュックに全て収まります。以下の写真は、実際に筆者が1週間のリゾートバイトで持って行った荷物です。
基本的に、必要な持ち物については派遣会社より案内があります。
(派遣会社から上画像の持ち物チェックシートが届く)
なので、あくまで参考程度にとらえて頂けると幸いです。
(また、電子ケトルやハンガーなどは寮に完備されている場合もあります。派遣会社の担当者に確認してみましょう)
持ち物の一覧
- 仕事着
(無地Tシャツ3枚 + スラックス1枚) - 部屋着 × 3日分
- 下着、靴下 × 3日分
- 普段着
(ジャケット、トレーナー、ジーパン) - 部屋着
- バスタオル × 2枚
- ハンドタオル × 2枚
- バス用品
(シャンプー、コンディショナー、固形石鹸) - 洗顔系用品(歯ブラシなど)
- ワックス
- ドライヤー
- 部屋干し洗剤
- プラスチックのコップ
- 延長コード
- ハンドジェル
- マスク
- メモ帳
- 筆記用具
- クリアファイル
- 印鑑
- ノートパソコン
40Lのスーツケースとリュック1つに全て収まりました。
以下でリゾートバイトの持ち物について、いくつか補足しておきます。
衣類は3日分で事足りた
筆者が1週間リゾートバイトで住んだ寮には乾燥機も完備されていました。
基本的に仕事着やバスタオルは、使い終わったらすぐ洗濯→乾燥までかけられていたので、衣類は3日分だけで十分事足りました。2日分だけでも良かったくらいです。
寮に乾燥機があれば、いつでも洗濯乾燥できます。
派遣会社の担当者に乾燥機の有無を聞いたうえで、必要な衣類の枚数も聞いておきましょう。
筆者が住んだ寮のように乾燥機も完備しているのであれば、3日分だけで大丈夫です。
職種によっては仕事着を持参する必要がある
職種によって、仕事で使う服を持参するよう派遣会社より指示があります。
この時、筆者はホテル客室清掃(裏方業務)スタッフとして働きました。
派遣会社からは仕事着として「無地Tシャツ」と「スラックス」を持参するよう指示がありました。
例えばホテルフロントであれば、ワイシャツを持参するよう指示されることもあります。
ただ、大抵は無地Tシャツだったりワイシャツなど、家にある物がほとんどです。改めて購入する必要があるものの持参は指示されないのでご心配なく。
バス用品やドライヤー、コップなどを忘れずに!
リゾートバイトの寮には、以下の物を完備していません。
- バス用品(シャンプー、コンディショナー、石鹸等)
- 洗顔系用品(歯ブラシなど)
- コップ
- ドライヤー
上記4点は忘れないよう要注意です。
1ヶ月程度のリゾートバイトであれば、仮に忘れたとしても、どうせ就労中に使い切るのでコンビニで旅行用の持ち運びシャンプー等を購入すれば良いです。
しかし、1週間のリゾートバイトで上記を忘れてしまい、わざわざ購入するのは少々もったいないでしょう。
できるだけこうした持ち物への支出は減らしましょう。せっかく稼ぎに来ているのに、余計な支出があるともったいないです。
荷物の郵送もできる
スキー場で働く場合、自前のスノーボード等を持っていきたい人もいるでしょう。
大きな荷物はリゾートバイト寮に予め郵送しておくことも可能です(ただし、不可の寮もある。派遣会社の担当に要相談)。
1週間リゾートバイトを始める人で、スノーボードなどの大きな荷物がある人は郵送も視野に入れておきましょう。郵送料は実費となりますが、自宅から就労先までの移動がめちゃくちゃ楽になりますよ。
中には下ツイートのように自力で持参する強者もいます。
ももクリの余韻に浸る間もなくルスツにリゾートバイトしに行ってきますよー
超大荷物。
約2週間のスノボ合宿だ(笑) pic.twitter.com/sZppdsnD6F— 蓮々 (@renren_mcz) December 27, 2014
短期・1週間のリゾートバイト求人における2つの注意点
最後に、短期や1週間程度のリゾートバイト求人を探すにあたって意識しておきたい2つの注意点を紹介します。
- 着任日からの就労を依頼されても断るべし!
- 2日だけの超短期リゾバは、遠方だと応募を断られることもある
着任日からの就労を依頼されても断るべし!
通常、リゾートバイトでは着任日(寮に到着した日)の翌日から就労を開始します。
しかし、1週間などの短期リゾートバイトは、ゴールデンウィークや年末年始といった繁忙期に募集することが殆どであるため、今すぐに人手が欲しいのか、着任日から就労を依頼されるパターンがあります。
しかし、要注意。着任日から就労するのは絶対に断った方が良いです。
なぜなら、着任日は自宅から就労先まで、荷物を持って長時間移動します。
新幹線やバス(場合によっては飛行機)に乗るわけですが、思ったより疲れます。
疲れた状態で寮に到着し、さっそく就労開始…というのは想像しただけでヘトヘトになるのが目に見えているでしょう。
それに、寮に到着したら、まずは荷物の整理をしたり、場合によっては寮を軽く掃除したいはずです。着任日から仕事なんて考えられません。
↓↓実際に筆者がリゾートバイトした時の着任日の様子の動画です。初日は移動と寮の掃除等でクタクタになります。
そのため、リゾートバイト派遣会社から着任日より就労の依頼をされても、絶対に断りましょう。着任日を1日前にずらして、翌日から就労開始するように依頼すればOKです。
筆者も絶対に着任日の翌日から就労開始するように、スケジュール調整をしてもらっています。
2日だけの超短期リゾバは、遠方だと応募を断られることもある
筆者のケースを例に挙げると、福岡県住まいの筆者が、神奈川県勤務での2日間だけの超短期リゾートバイトに応募した際、「遠すぎるから」という理由で応募を断られました。
遠方だから応募を断れる理由は、リゾートバイト側が交通費を出したくないからです。
通常、リゾートバイトの採用が決まると、自宅から就労地までの往復分の交通費を支給してもらえます。
しかし、リゾートバイト側からすると、たった2日間しかいない人材のために高額の往復交通費は出したくないもの。そのため、遠すぎる = 交通費が高い場所だと採用を見送られるケースがあります。
ただ、その求人の応募があまりにも少ないと、遠方でも良いから来て欲しいと言われ採用される場合もあります。
あくまで一つのケースですが、遠方すぎると断れる可能性もあるので、2日間や3日間だけの超短期リゾバに応募する際は、できるだけ近場の求人を探した方が良いです。
短期リゾートバイトを探すならリゾバ.comがおすすめ
短期リゾートバイト求人を探す際は、冒頭でも記載したように以下のリゾートバイト派遣会社を利用するのがおすすめです。
上記派遣会社リゾバ.comは、シーズンによって多少増減しますが、全国的な大型連休時であれば1週間前後のリゾバ求人を常時70件〜100件前後掲載しています。
通常、1週間前後のリゾバ求人は絶対数が少ないため、条件を絞れば絞るほど仕事が見つかりにくくなるものですが、さすがに70件〜100件もあれば、多少吟味しても条件や待遇に満足のいく求人が見つかります。
1週間程度の短期リゾバ求人は、上記リゾートバイト派遣会社の「期間で探す」より、「1週間」を選択して検索すると確認できます。
1週間のリゾートバイトは、ちょっと地元を離れてリフレッシュがてらお金を稼ぐには非常に都合の良いアルバイトです。
なんだかんだ残業が多い勤務地で働けば7万円ちかくのお金が稼げるので、給料面に関しても最終的な満足度が高いリゾバ生活を送ることができるでしょう。
是非、「ちょっとだけリゾバを経験してみたい」「リゾート地で軽くリフレッシュしてみたい」という人は、短期リゾバを始めてみてはいかがでしょうか。
特に長期休み中の大学生にはうってつけのバイトかと思います。
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リゾートバイトを大学生におすすめする5つの理由。夏休みや春休み中に1週間から働けます。
リゾートバイトとは、南は沖縄から北は北海道まで、全国の観光地や行楽地にて住み込みで働く派遣アルバイトです。 ひと昔前まで住み込みバイトと言えば、蛸部屋たこべやのような場所できつい仕事を課せられるイメー ...
以下の記事ではリゾートバイトのおすすめ派遣会社を比較して、各社の特徴を詳しく記載しています。あなたに合った理想の派遣会社が見つかるでしょう。
>>>2024年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。
1ヶ月のリゾートバイト体験談については、以下の記事を参考にどうぞ。求人の応募から面接、就労するまでの流れ、1ヶ月のリゾバ生活の様子を詳しく記載しています。