リゾートバイトのレストランホール体験談！仕事内容や給料、1日のスケジュールを詳しく解説！

リゾートバイトのレストランホールの仕事は、ファミレス等の一般的な街バイトの仕事内容とは異なります。

リゾートバイトのレストランホールの仕事場は、ホテル内に併設されているレストランです。

（リゾートバイトのレストランホールの求人）

ファミレス等におけるホール仕事と言えば、注文を取ったりお皿を下げたり、会計がメインでしょう。

しかし、リゾートバイトのレストランホールは異なります。主に以下2つの仕事がメインです。

筆者は、草津の客室数300の中規模ホテルで、レストランホールとして1ヶ月のリゾートバイトを経験してきました。

レストランホールの仕事は基本的に中抜けがあるため、中抜けが嫌な人には向いていません。

しかし、友人が出来やすく出会いも望める仕事です。

仕事内容は比較的楽なので、アルバイト初心者にもおすすめできます。

今回の記事では、筆者の経験から、レストランホールの

について詳しく記載しています。是非参考に。

レストランホールの仕事内容

朝食ビュッフェのセッティング・料理補充・片付け

朝食ビュッフェの仕事は、主に以下3つの仕事を行います。

• 会場のセッティング
• 料理の補充
• 片付け

会場のセッティング

朝食ビュッフェでは、まずお客様が入場する前にテーブルや椅子、食器類をセッティングします。

ホテルによっては「テーブルクロスの継ぎ目が凸凹にならないようにする」などのルールが設けられています（高級ホテルに多い）。

しかし、どのような会場であってもルーティンは決まっているので、慣れてしまえば楽です。

例えば、私が働いていたホテルだと

といった流れが決まっていました。

スタッフの人数は4人程度（約50席に対して）なので、そこまで大変ではありません。

（こんな感じでテーブルや椅子を並べ会場をセッティングします）

大抵は「スタッフ2人が次々にテーブルクロスをかけていって、残り2人が食器類や卓上小物のセットをやっていく」というように、担当を分けて行います。

ホテルによって作業方法に若干の違いはあるでしょうが、基本的には自分の担当作業を覚えて黙々と動けば良いだけです。

料理の補充

食事時間が始まると、スタッフは料理・食器類の補充に回ります。

ホール未経験の人から「補充の際に両手一杯に料理を持って運ぶのが不安」と聞くことがありますが、ビュッフェ形式なのでその心配は不要です。

ビュッフェ形式の場合、補充の際は一度に多くの料理を運ぶというより、大きな銀皿に乗った料理一つを運びます。

多少重いですが、両手一杯に料理を持って運ぶよりは安定性があるため、落とす心配がありせん。未経験でも簡単に行えます。

ちなみに、ビュッフェ形式では基本的にオーダーを取ることはありませんが、就労場所によってはドリンクオーダーや選べる一品のオーダーを取ることもあります。

片付け（下げ膳）

お客さんが帰ったテーブルを見つけたら、おぼんを持ってお皿を下げていきます。

片付け作業では、全てのお皿を下げて洗い場へパスします。

最後に各テーブルを綺麗に吹き上げて終了です。

片付けに関しても、基本的に難しいと感じる作業は皆無と言えるでしょう。

食事会場の規模が多いとテーブル数が多いので体力勝負ですが、作業内容は単純です。

ディナーのコース料理のセッティングと片付け

個人的に朝食ビュッフェは比較的楽な仕事でしたが、ディナーは人によっては少し難しく感じる仕事かも…？と思いました。

なぜなら、ディナーはコース料理になっているため、お客様に各料理の説明をする必要があるからです。

各料理の名前と簡単な特徴を覚える必要があります。

そして一品一品を順番にお客様のテーブルへと運んでいきます。

例えば、筆者が働いていた草津のレストランでは、以下のようなコース料理が提供されていました。

料理を出す際は以下のような具合で、お客様に説明します。

こうした料理が日替わりで提供されるため、毎日料理の内容を覚える必要がありました。

とは言え、せいぜい合計で10品あるかないか程度なので、10分くらいかけて必死で暗記すれば良いだけです。

しかし、中には暗記はできても、いざお客様に説明するとなると緊張して忘れてしまうという人もいて、接客慣れしていない人だと苦手意識を持つこともあるようです。

実際、筆者が働いていた時、どうしてもコース料理の暗記とお客様への説明が苦手で、レストランホールから洗い場へと（ディナー時間だけ）転職した人が2人だけいました。

こうした仕事が難しそうだと感じる人にはあまりおすすめできません。

筆者個人の感覚で言えば、そこまで難しくないです。予め料理の内容や説明は、毎日紙に書いた物を貰えるので丸暗記するだけです。

なので、そこまで難しいと思うことはありません。

レストランホールの1日のスケジュール

レストランホールの仕事は朝食ビュッフェとディナーに限られるので、中抜けがあります。

中抜けとは⇒ 中抜けシフトはリゾートバイトの落とし穴。上手に回避して通しシフトで働こう

実際に、以下は筆者が働いていた時の1日のスケジュールです。

レストランホールの1日のスケジュールは、概ね上記のような感じです。

通しシフトのレストランホールも稀にある

ランチも営業していて、かつ人員が足りていないホテルだと通しシフトで募集している場合もあります。

ただ、通しシフトの求人数は少ないです。

レストランホールで働くメリット

レストランホールは楽しい仕事です。特に出会いを求めている人や友達を作りたい人にとっては、特におすすめできます。

具体的に、レストランホールで働くと以下のようなメリットがあります。

出会いがある

レストランホールの仕事は『出会い目的でリゾートバイトを始める人必見！出会える場所とリゾバでモテる方法を教えるよ』にも記載したとおり、異性と仲良くなりやすいです。

なぜなら、朝食ビュッフェでは、各々がインカム（イヤホンマイク）を付けてバイト同士で連携を取りながら仕事をするからです。

例えば、「何番のテーブルが空いた」「○○の料理の補充が必要です」と言った具合で、インカムで連携を取ります。

最初は緊張して真面目なことしか言いませんが、慣れてくるとお互い冗談を言い合ったりして、早い段階で各々の性格が見えてきます。

他の職種よりもバイト同士でコミュニケーションを取る機会が多いので、仲良くなりやすく、異性と連絡先を交換している人が特に多かったです。

友達を作りやすい

上記と同じ理由で、同性同士でもコミュニケーションを取りやすいので、友達ができます。

最初は同性同士で交流が深まり、仲の良いグループメンバーができてきて、徐々に異性のグループとも交流を持つということが多々ありました。

出会いを求めている人にとっては、メリットが大きい仕事です。

まかないが美味しい

これは勤務先によって異なる場合もありますが、筆者が働いていたレストランホールでは、毎日の朝食ビュッフェや夕食ディナーメニューの中から、まかないも提供されていました。

お客様に提供するつもりで作られた物なので、まかないなので盛り付けは雑ですが、社員食堂や弁当などより断然美味しいです。

本来お金を払って食べる物が無料で食べられるというのは、本当に嬉しいもので、それだけで活力になります。

レストランホールのリゾートバイトはこうしたメリットが多いです。

とても充実した気分で働けます。

レストランホールの給料・稼げる額

給料の額は働く地域にもよりますが、沖縄や北海道といった比較的時給が低い地域を除けば、レストランホールの平均時給は1,000〜1,200円です。

以下は、実際に筆者が働いた時の稼げた1ヶ月の給料の内訳です。

生活費や社会保険等を引くと、合計で1ヶ月17万円の貯金ができました。

比較的楽な仕事でありながら17万円も貯金できたのであれば御の字です。

まかないも美味しかったですし、充実したリゾートバイトとなりました。

レストランホールはこんな人におすすめ！

筆者はファミレス等の街バイトのレストランホールバイト経験もありますが、リゾートバイトのレストランホールはファミレス等に比べるとかなり楽です。

変なクレームを入れられることはありませんし、毎度毎度お客様に注文をとったり、注文確認するなどのわずらわしさがありません。

そのため、レストランホールの仕事は、アルバイト初心者にも十分おすすめできる仕事と言えます。

興味がある人は応募してみましょう。

リゾートバイトの楽な職種については、以下の記事を参考にどうぞ。

アルバイト初心者でもすぐに馴染める！リゾバのおすすめ職種については、以下の記事を参考にどうぞ。