リゾートバイトにおける『売店スタッフ』とは、主に旅館やホテルといった宿泊施設あるいは観光地に並ぶお土産屋で
- 接客
- レジ業務
- 商品管理・陳列
- 清掃
- 試食品の準備
- POPの作成等
を行う職種を指します。
テーマパークや牧場などで見かける、ソフトクリーム屋などの軽食売店での仕事も売店スタッフと言えます。
しかし、これらは『売店スタッフ』という記載よりも『テーマパークでのお仕事』『牧場でのお仕事』と記載されていることが多いです。
海の家で働くマリンスタッフも軽食を販売しますが、『売店』という記載ではなく『マリンスタッフ』あるいは『海の家でのお仕事』と記載されています。
そのため、リゾートバイト求人において『売店スタッフ』という記載を見かけたら軽食の売店ではなく、上述したように旅館やホテル、観光地でのお土産屋を意識しておくと良いです。
売店スタッフはコンビニの仕事と似通うため、経験がない人でも何となく仕事内容をイメージできるでしょう。
ただ、リゾートバイトの売店スタッフは、扱う商品がコンビニスタッフと大きく異なります。
リゾバの売店で扱う商品の大部分は、地域の名産品・特産品です。
コンビニと違って商品が日常的な物でない上に、お客さんの多くはこれらを「人に渡すため」に購入します。
そのため、商品の特徴について質問をされたり、購入品の荷物発送業務の回数がコンビニよりも多いです。
この辺りが一般的な町バイトの売店と大きく異なる点と言えます。
今回の記事では、リゾバにおける売店スタッフの仕事内容を、上述したコンビニ等の一般的な町バイトとの違いに重点をおいて詳しく記載していきます。
売店での仕事は、地域の名産品・特産品に詳しくなれたり、リゾバ後は自分用のお土産を社員割引で購入できるメリットがあります。
未経験でも可能な仕事なので、興味がある人は是非飛び込んでみてはいかがでしょうか。
実際にどんな売店スタッフの求人が存在するのかは、以下リゾートバイト派遣会社より、『職種から探す』の『売店』を選択すると、売店求人を確認できます。
>>>売店スタッフの求人が多いリゾートバイト派遣会社【リゾートバイト.com】
上記の派遣会社はリゾートバイトにおいて最も時給額の設定が高い派遣会社です。
時給1,000円超えの求人が多く、中には時給1,250円や1,300円を超える求人もあるので、給料面においても満足のいく求人が見つかるでしょう。
売店スタッフの仕事内容。コンビニ等との違い
リゾートバイトにおける売店スタッフの仕事で、コンビニや一般的な町バイトの仕事と大きく異なる点に、接客機会が多いことが最初に挙げられます。
売店での接客は、お客さんから商品の特徴を聞かれた時の対応に加え、自ら進んで「試食いかがですか?」と声をかける必要もあります。
接客のコツは笑顔と先回り
売店に足を運ぶお客さんの中には「これ、なんだろう?」という眼差しで商品をじっと見つめるだけの方も多いです。
こうしたお客さんを見かけた時に「こちらは千寿せんべい(京都土産の定番)と言いまして、ヴァッフル生地にシュガークリームを挟んだお菓子です」
「よかったら試食いかがですか?」と言うように声をかけます。
商品の内容についてはバイト開始後に先輩スタッフから教えて貰えるので、メモしておけば説明内容を覚えることは難しくないでしょう。
説明の仕方についても、大抵の場合「これは○○というものでして〜、よかったら試食いかがですか?」というフレーズがパターン化されているので簡単です。
重要なのは、いかに笑顔で明るく接客できるかという点と言えます。
売店に足を運ぶお客さんは、いずれも旅行で気分が楽しくなっている人ばかりですので、その気分を壊さないよう笑顔で対応してあげれば購入に繋がりやすいです。
また、お客さんが「会社の人達に配りたいんだけど、どうしようかな〜、バッグに入りきらないな」等つぶやいていたら、「よかったらご自宅まで配送できますよ」と先回りして案内できると尚良いでしょう。
その他、「ラッピングしましょうか?」などの気の利いた案内ができれば、売店での接客はパーフェクトです。
試食品の準備やPOP作成などの作業がアクセントになるので飽きにくい
売店スタッフの業務では、店頭に立っての接客やレジ業務だけではなく、試食品の準備や店頭POPの作成も行います。
店頭POPは商品の付加価値を伝えたり、商品を買ってほしいターゲットへ確実に響く言葉を投げかける役割を果たします。
作成には高等な技術が必要です。
そのため、リゾートバイターが1から10まで全てPOPを作るわけでありません。
最初のうちは先輩スタッフと一緒に「プリプリした食感!」「これを食べずに京都は語れない!」など、それらしいフレーズを作ることから始めます。
POP作成は仕事のアクセントになるだけではなく、自分が作成に携わったPOPで店内が活気づくため自分自身のやる気を出してくれます。
また、試食品の準備では、商品を一口摘ませてもらえるので、接客の際にお客さんへ食感を伝えやすくなります。
リゾートバイトの売店業務にはこうしたアクセントがあり、単純作業や立ち作業だけの仕事ではありません。
『売店』と聞くと地味で単純なイメージを持っている人もいますが、実は全体を通して見ると工夫や遊び心必要でやりがいを感じられるポジションです。
売店スタッフの辛いところ。何だかんだで立ち作業時間は長いと感じる
売店の仕事には上で述べたようなアクセントもあって楽しいですが、基本的には立ちっぱなしであるため最初のうちはどうしても足に疲れを感じます。
立っている時間が多いのはどの職種でも同じですが、売店は他の職種に比べて移動範囲が狭いので余計に立ちっぱなしであることを感じやすいのでしょう。
例えば裏方業務や仲居などの仕事も立ちっぱなしではありますが、ホテルや旅館内を広い範囲で行き来するため、あまり立ち時間が多いとは感じません。
一方の売店は、店内とバックヤードの狭い範囲のみでしか移動しないため、どうしても立ちっぱなしであると感じてしまいます。
こうした点は慣れで克服するしか他ないので、深く考える必要はないでしょう。
売店スタッフのベテランの中には50代や60代の女性もいます。
彼女たちですら1日中立ちっぱなしでも仕事できているので、慣れさえすればどうということありません。
個人的な感覚としては、1週間程度で何とも思わなくなってきます。
売店スタッフの年齢層・男女比
売店スタッフの年齢層は20代中盤〜30代中盤が多く、男女比は女性が7割を占めています。
男性でも採用されますが、女性の方が優先的に採用される傾向にあるようです。
というのは、一般的な心理的側面として女性は買い物好きであるため、同じ女性の方が顧客の心理を掴みやすいだろうという雇用側の意図があります。
商品陳列やPOP作りにしても、女性の方が「こう並べたら目につきやすい」「こう書いたら可愛くて購買意欲がわく」などの考えが浮かびやすいからです。
もちろん、男性でも売店スタッフとして働いている人はいます。
ただ、30代だと『リゾートバイトに30代は多いの?30代はどんな仕事をしているのか』でも述べたように、社会人としてのイロハ(挨拶の仕方やお釣りの渡し方など)を改めて教えられることに煩わしさを感じやすいため、男性の30代は極端に少ないです。
20代中盤〜後半の男性が3割と、20代中盤〜30代中盤くらいの女性が7割のポジションだと意識しておくと良いでしょう。
売店スタッフの求人を効率的に探すには
売店スタッフの求人を探すには、冒頭でも述べたように売店スタッフ求人が多いリゾートバイト派遣会社を利用するのがおすすめです。
>>>売店スタッフの求人が多いリゾートバイト派遣会社【リゾートバイト.com】
上述したように上記派遣会社はリゾートバイト業界で最も時給の設定額が高いです。
そのため、給与面に関しても満足のいくリゾートバイト生活を送れます。
また、売店スタッフ求人で温泉地のホテルや旅館に併設されている店舗では、上求人画像のように「温泉入浴可」の求人も存在します。
立ち仕事で足に疲れを感じることがあっても、温泉に入浴すれば普通に寝るだけよりも早く疲れが癒されるでしょう。
疲れやストレスの少ない環境で働けます。
売店スタッフは立ち仕事で疲れる面もありますが、POP作りや試食品の準備などのアクセントも多いため、退屈を感じにくいやりがいのある仕事です。
未経験者でも歓迎している求人が殆どなので、興味があれば是非飛び込んでみてはいかがでしょうか。