(湯布院名物の観光辻馬車)
湯布院と言えば、九州で今一番女性に人気と言われるホットな温泉街。
同じ大分県内には別府という一大温泉街も存在しますが、別府は賑やかな観光地が多い温泉街です。
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別府でのリゾートバイトについてエリア特徴から仕事内容まで詳しく解説します
(鬼石坊主地獄。別府における定番観光コース「地獄めぐり」で見られる地獄の一つ) 別府は、大分県の東海岸中央に位置する大分第二の都市です。 別府と聞けば、誰であっても真っ先に思い浮かべるのが温泉かと思い ...
一方の湯布院は、雄大な由布岳に抱かれた、穏やかで昔懐かしい山里風景と優雅な街並みが特徴のコンパクトな温泉街。
メインストリートである湯の坪街道にはスタイリッシュなショップやレストラン、美術館が立ち並び、徒歩圏内には金鱗湖などの見所もあります。
私は九州住まいということで、これまで湯布院には何度か旅行したことがあるのですが、まだ湯布院で働いたことはなかったため、今回は湯布院でリゾバを経験してみました。
今回自分が経験した業務は会員制の温泉ホテルでの裏方業務です。
求人はアルファリゾートという温泉地でのリゾバ求人に特化した派遣会社で探しました。
- 時給1,000円以上
- 雇用期間は3ヶ月!
- 賄い付きで個室寮!
- そして毎日温泉に入れる場所がいい!
と、色々と条件をつけて検索してみたところ、15件ほど求人が出てきたので吟味して応募することができました。
上記アルファリゾートは温泉地に特化したリゾートバイト派遣会社だけあって、温泉入浴可能求人や賄い有りの求人はかなり多いです。しかも時給1,000円超えが多数。
そのため、湯布院のリゾバ求人を探すのであればアルファリゾートが最もおすすめです。
今回の記事では、私が湯布院でリゾートバイトをやってみた経験から
- 湯布院でのリゾートバイトの仕事の様子
- 休日にどんなことをしていたのか?
- 湯布院のリゾートバイトにはどんなスタッフがいるのか?
を詳しく記載していきます。
湯布院でのリゾートバイトを検討している人の参考になれば幸いです。
湯布院でのリゾートバイトってどんな感じなの?
(私が働いていた旅館の客室)
湯布院は温泉街であるため、リゾートバイトを募集している求人の多くは温泉宿での仕事です。
一言に温泉宿と言っても、仕事は1種類ではなくポジションは様々存在しています。
温泉宿で募集している仕事内容は、主に以下の6種類です。
募集している宿の規模によっては、更にお土産コーナーの売店係があったり、またはベル係が存在していなかったりと多少の違いはあります。
私が働いていた会員制の温泉ホテルは、客室数が全部で97室もある大型ホテルだったため、全てのポジションが存在していました。
リゾートバイト中に宿泊する寮が宿内部にあるのか、それとも宿とは違い棟に存在するのかも、働く宿によって異なります。
ただ、湯布院は大きな町ではなく徒歩で町のどこへでもアクセスできるため、寮が宿とは別の棟にあっても通勤に時間がかかることはないでしょう。
4月上旬と10月中旬、桜の季節と紅葉シーズンは大忙し!時間が経つのはあっという間
私が働いていたのは10月中旬、金鱗湖一帯が色鮮やかな紅葉で染まる時期です。
(湯布院の金鱗湖と美しい紅葉)
肌寒くなってくる季節でもあるため、温泉とは非常に相性の良い季節。そのため、働いていたホテルは満室が続く毎日でした。
裏方業務の仕事は、お客様が外出した後のベッドメイキングから1日が始まります。
このベッドメイキングが裏方業務では最大の大仕事でした。
なんせ、この会員制ホテルは家族連れの宿泊客が多く、加えて秋なので掛け布団の量が夏より多めです。
また客室97室の内、私ともう一人のスタッフの2人1組で12室ほどを担当していたため、ベッドメイキングの時間が始まったら大忙しでした。
(布団は綺麗に畳んで押入れへ)
浴衣やリネン類は回収して、アメニティと一緒に新しい物を人数分補充します。
湯のみ茶碗も新しい物へ替えて、館内用スリッパも綺麗に並べます。
チェックイン時の部屋のように「まだ誰も使用してない綺麗な状態」に戻すイメージですね。
お客様が部屋に戻った時に「綺麗になってる♪」と喜んでいる顔をイメージすると良いです。仕事がはかどります。
布団を畳んだり備品を補充すること自体は難しいことではないので、未経験の人でも簡単にこなせるでしょう。
最後に掃除機をかけて1部屋が終了です。掃除が完了するまでの所要時間は大体20分前後といったところでしょうか。
「やっと1部屋終わった〜。しかし綺麗になったな。気持ちいの良いものだ」と思ったのもつかの間、すぐに次の部屋の清掃にとりかかります。
体力的にはそこまでしんどくはないのですが、いかんせん部屋数が多いので気持ち的には焦りました。
どうしても早く終わらせたくて手を抜きたくなるのですが、やっぱり綺麗にしてあげた方が気持ち良いです。
慣れてくると15分程度で終わらせられるようになってくるので、私のように写真を取る余裕も生まれます。
一通りのベッドメイキングが終わったら、中庭で20分の小休憩です。
中庭も綺麗に手入れがされているので、味気のない休憩室で一服するよりも清々しかったのを覚えています。
湯布院に来る観光客の客層
ひと昔前までは、
- 若者 = 別府
- 湯布院 = 大人
というイメージが強かったようです。
しかし、ここ15年ほどで「湯布院 = お洒落で穏やかな洗練された温泉街」とイメージが定着したようで、客層には20代〜30代の方も多いです。
私が働いていたのはファミリータイプの宿だったので若者は多くありませんでしたが、町全体を見渡してみると、客層は老若男女様々と言えるでしょう。
特に多いのが女性の観光客です。
カップルや女性同士の旅行者の姿が目立ち、こうした方々は小規模の宿に宿泊しています。
良かった点は、湯布院は繁華街のような遊び場がないせいか、マナーの悪いお客さんが少なかったところです。
布団が血まみれになっていたりだとか、ホテルの備品が壊されたり、酒によって悪態をつく客はどこでも見かけませんでした。
そういった点では、湯布院は働きやすい温泉街なのかなと思います。
休日は何をしていたのか?
休日に限った話ではなく仕事がある日も入っていましたが、まずは温泉です。
冒頭に挙げたリゾートバイト派遣会社アルファリゾートの求人には「スタッフが無料で温泉に入れる求人」が多いです。
もちろん私も温泉に入れる仕事を選んでいたので、仕事終わりや休日は毎日のように温泉に入っていました。
湯布院の温泉は、クセがなくサラッとした湯ざわりが特徴です。また、保湿成分であるメタケイ酸を多く含むので「美肌効果」も抜群。
仕事は疲れが癒されますし、休日の朝に入ると爽やかな1日を迎えられます。
温泉は無料で何度でも入れるので、休日の暇な時は温泉が行動の主流となっていました。
温泉の無料入浴は本当におすすめです。
湯布院の温泉宿は基本的に高い(1泊10,000円以上が多い)ので、普段なら中々こんなに温泉に入れないものです。
しかし、リゾバ中は毎日のように贅沢に温泉に入れるので、これだけでもリゾートバイトに価値を感じられます。
たまに湯布院を散策もしていた
湯布院は小さな町なので、1日も観光すればその殆どを周ることができます。
そのため、休日の度に外に出て行くようなことはありませんでしたが、気分転換に湯布院の穏やかで清々しい街並みを散策することはよくありました。
私が湯布院で大好きなスポットは金鱗湖です。金鱗湖にはしょっちゅう行っていました。
特に金鱗湖の朝一番の幻想的な光景を目にすると、気持ちが休まってやる気が出てきます。
(早朝の金鱗湖。湖底から湧き出る温泉と外界の気温差で幻想的な霧が発生する)
また、昼間は湯布院の懐かしさを感じる街並みを眺めながら、気分転換に散歩をするのもおすすめです。
(湯布院には可愛らしいショップが多い)
リゾートバイト中はあまり支出を増やすわけにはいかないので、買い物や外食はそこまでしませんでしたが、こうした街並みを眺めるだけでも癒されます。
時たま、デザートなどを散策途中につまむだけで、ご飯は基本的に賄いだけを食べていました。
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リゾートバイトの食事事情。自炊は不要。社員食堂、弁当、まかないを写真付きで紹介。
リゾートバイトでは、基本的に以下4つの形態いずれかで食事の補助があります。 社員食堂での食事 まかない 弁当 食事手当(1日1,000円くらい。自炊するか都度ご飯を購入することになる) どの形態の食事 ...
(リゾートバイトの賄いは基本的に美味しいです)
街中には楽しそうな観光客が大勢歩いているので、こちらも楽しい気分になれますよ。幸せのおすそ分けと言うのでしょうか。
こうした理由で休日にお金を使うこともなく、それなりにきちんと貯金をしながらも充実したリゾートバイト生活を送れました。
湯布院でリゾートバイトを始める前は、ご自身でもガイドブック等を見て予め休日に何をするかの予定を立てておくと、よりリゾバ生活が充実するでしょう。
湯布院のリゾートバイトにはどんなスタッフが多い?
湯布院で働いているリゾートバイターの年齢・男女比・出身地の割合ですが、私が働いていた会員制ホテルでは
- 年齢 :20代中盤〜30代中盤が80%。残り20%は学生や40代
- 男女比:男性3割、女性7割
- 出身地:九州が5割、意外にも関東からが3割、残り2割が他の都道府県
と言ったところでした。
いくつか意外だなと思った点としては、まず年齢層が他の地域に比べてやや高めというところ。
リゾートバイトの主力となっているのは20代全般ですが、湯布院には30代前半〜中盤にかけての人が多かったです。「湯布院 = 大人の街」というイメージが強いからでしょうか。
私自身も30代なので、この点に関しては少しホッとしました。
若い人が多すぎて学生ノリでワイワイしているのは好きではないので。
20代の人も25歳から上の社会人意識が高い人が多かったので、仕事の効率化などについて社会人らしく話せたのは良かった点です。
また、リゾートバイターの出身地は、当初は殆どが九州の人だと思っていましたが、意外にも関東からの人が3割もいました。
話を聞いてみると、湯布院は関東で人気の温泉地だからとのこと。
しかし、中々旅行に行ける機会はないので、リゾートバイトで「プチ移住体験」をしたかったようです。
リゾートバイトでは往復分の交通費も支給されるので、こうして遠方からも気軽にリゾートバイターがやって来れるのが良い点ですね。
私自身は福岡住まいなので、関東の人よりは湯布院に新鮮さを感じませんでしたが、関東の方々と交流を持てたことは良い体験だったと思います。
九州以外に住んでいる人でも、気兼ねなく湯布院でリゾートバイトを始めてみてはいかがでしょうか。
湯布院リゾバ求人の効率的な探し方
湯布院のリゾートバイト求人を探すのであれば、冒頭でも記載したアルファリゾートが一番おすすめです。
アルファリゾートは全国の温泉旅館リゾバ求人に特化したリゾートバイト派遣会社なので、湯布院の求人数も豊富です。
加えて、時給も1,000円超えの求人が多いので、給料面に関しても満足のいくリゾートバイト生活を送れるでしょう。
アルファリゾートで求人を探す際、特に注目してほしいのは「温泉入浴の可否」です。
湯布院のリゾバ求人の中には、スタッフの温泉入浴を許可していない求人もあります。
せっかく温泉街で働くのに、温泉入浴ができないのは損した気分になります。
そのため、求人を探す際は、是非とも温泉入浴の可否に注目して待遇条件に満足いく求人を見つけて頂ければと思います。
アルファリゾートの詳細については、以下の口コミ・評判も参考にどうぞ。
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