リゾートバイトとは、南は沖縄から北は北海道まで、全国の観光地や行楽地にて住み込みで働く派遣アルバイトです。
ひと昔前まで住み込みバイトと言えば、蛸部屋のような場所できつい仕事を課せられるイメージが強かったでしょう。
しかし、近年のリゾートバイトは綺麗な寮が用意されていたり、透明度の高い情報や体験談があふれているため、大学生からの人気と知名度が上がっています。
リゾートバイトは大学生にうってつけであり、強くおすすめできるアルバイトです。
出会いがあり、友達同士での応募が可能であり、旅行気分を味わえたり、休日には観光地や行楽地ならではの観光やアクティビティを楽しめます。
そして稼げます。
今回の記事ではリゾートバイトに興味を持っている大学生に向けて、実際に大学生の頃からリゾートバイトを経験してきた筆者が
- リゾートバイトが大学生におすすめの5つの理由(メリット)
- 大学生のリゾートバイト体験談
- リゾートバイトのデメリット
- 大学生におすすめの職種・場所
- 夏休み・春休みに働く時の注意点
- 1週間から可能な求人の探し方
を詳しく解説します。
特に春休みや夏休みなどの長期休みを利用して、リゾートバイトを体験してみるのはおすすめです。
学生だからこそ味わえる良い思い出になるでしょう。
リゾートバイトが大学生におすすめの5つの理由
大学生にリゾートバイトがおすすめな理由は以下のとおりです。
- 大学生のリゾートアルバイターが多い(出会いがある)
- 大学の春休み・夏休みに合わせて多くの求人が掲載される
- 様々な職種を体験できる
- 旅行気分を味わえる
- 一人暮らしを体験できる
大学生のリゾートアルバイターが多い(出会いがある)
リゾートバイトで働いている人の主な年齢層は20代前半が6割を占めます。
(スタッフの年齢層は20代が63%、30代が15%。男女比は女性が61%、男性が37%)
20代の中でも特に多いのが20〜25歳くらいまでの大学生やフリーターです。大学生にとっては多くが同年代の人々なのです。
同年代が多いことのメリットは多々あります。例えば「友達ができる」「話が合う」「質問や要望を伝えやすい」と言ったように、自分らしく働ける環境にあると言えるでしょう。
実際、筆者も大学生の頃にリゾートバイトを体験して就労先で気の合う仲間が出来て(今はもう連絡は取っていませんが…)、肩肘張らずに働いていました。
また、大学生の年代ならではこととして、異性との出会いもあることも大きなメリットです。
異性との出会いもある
リゾートバイトは異性との出会いも期待できます。
流石にリゾバ中に男女の中(付き合う)といった関係にまで発展する人は少数ですが、例えば連絡先(LINEなど)の交換や、リゾバ中の休日に一緒に遊ぶといったことは日常茶飯事で行われています。
また、面白いのが大学生やフリーターだけでなく、ホテル・プライダル関係の専門学生も大学生の春休み・夏休みと同時期に実習生として働きに来ます(リゾートバイトは基本的にホテル関係の仕事が多い)。
同年代で様々な属性の人が働いているのです。
こうした環境で、普段出会わない様々な人と多くの出会いが期待できるのは、大学生にとって大きなメリットと言えるでしょう。
出会い目的でリゾートバイトを始めたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
出会い目的でリゾートバイトを始める人必見!出会える場所・職種とリゾバでモテる方法を解説します。
リゾートバイトは異性と出会えるアルバイトです。 リゾートバイトは、お互い知らない者同士が全国各地から一ヶ所に集まり、寝食を共にしながら働きます。 多くの人は、ストイックにお金を貯めるためだけに来ていま ...
大学の長期休みに合わせて多くの求人が掲載される
リゾートバイト求人数が最も多くなる時期は、大学の長期休みと重なります。
理由は、以下の2つによるところが大きいです。
- 大学生くらいの若い年代を必要(主力)としているから
- 長期休みの時期が行楽地や温泉地、スキー場などの繁忙期と重なるため
求人数が多い時期にリゾートバイトを経験できるのは大きなメリットです。
なぜなら求人数が多ければ多いほど、「職種」や「待遇・条件」等を細かく絞っても、自身に合う求人を見つけられるからです。
例えば8月〜9月の夏休みシーズンには、北海道のルスツをはじめ大型の滞在型リゾートで「楽な仕事の代表格」であるプール監視員の求人が急増します。
他にも他シーズン中は求人が少ない沖縄の恩納村や石垣島と言った、非日常を味わえる場所での求人がどっと増えます。
春休みの2月から4月にかけては、全国各地の温泉地での求人が急増します。
繁忙期以外も求人は掲載されています。しかし数が少ないため、条件を絞ると(例えば時給は1,200円以上で綺麗な個室寮で賄いが毎日3食出て…など)求人が見つかりません。
ところが、大学の長期休み中は求人数が増えるため、上記のように条件を絞っても求人を見つけられます。
繁忙期は時給が上がる
また、大きなメリットの一つとして繁忙期は時給が上がることも挙げられます。
繁忙期以外は1,000円だった時給が、繁忙期を迎えると1,050円や1,100円くらいまで上がることは珍しくありません。
中には時給1,200円や1,300円の求人もあります。
就労先は繁忙期に備えて人員を確保したいので、思い切り時給額を上げます。
大学の長期休みにリゾートバイトを始めると、こうした様々な恩恵を授かれます。
様々な職種を体験できる
リゾートバイト求人に掲載されている職種の多くがホテル関係の仕事です。
中にはマリンスタッフやナイトワークの仕事もありますが、8割はホテルに携わる職種です。
ただ、ホテル関係の仕事とは言え、町バイト(タウンワーク等に掲載されている一般的なアルバイト)とは内容が大きく異なります。
例えば仲居やナイトフロント(夜間のホテルフロント)、ホテル内のレストランホールなど、町バイトでは見かけない求人が多々掲載されています。
こうした職種を長期休み中に短期限定で体験できるのは、リゾートバイトの大きなメリットです。
一般的なアルバイトでは長期で働くことを前提としているため、興味はあっても中々応募する踏ん切りがつかないこともあるでしょう。
しかし、リゾートバイトは短期であるため、「仲居をやってみたい」「フロント業務に興味がある」といった好奇心で気軽に応募できます。
筆者も大学時代は様々な職種を経験してみたかったので、「いざ仕事が合わなかったとしても、どうせ短期だし」という軽い気持ちで様々な仕事を体験しました。
旅行気分を味わえる
リゾートバイトは沖縄から北海道まで全国どこでも好きな場所で働けます(交通費は往復分支給される)。
自宅から就労先までの移動でワクワクするのはもちろん、就労先で休日に観光を楽しみ、旅行気分を味わえるのも一般的なバイトにはないリゾートバイトならではのメリットです。
no cat no life。
日本で唯一の「ねこ博物館」に行ってきた。
全世界のあらゆるネコ科の剥製が揃ってる。特に、全長325cm、史上最大のネコ科、2000年頃前まで生息していたという化け物みたいな猫科「ケーブライオン」とかいうのが迫力ありすぎでやばす。癒された🙂
ぶさかわのマンチカンもかわゆす pic.twitter.com/MBRKcqZupm— ri-(リー)@タイ一択 (@AsiaThailand208) April 30, 2021
(筆者もつい最近、伊豆高原のリゾートバイトで「ねこ博物館」に行って観光を楽しんできました)
社会人になると、旅行へ行ける機会は減ります。
しかし大学生の今であれば、リゾートバイトを利用して「一度は行ってみたかった場所」「一生行けるかわからないから今のうちに行ってみたい場所」へ交通費を支給してもらって行けます。
大学の長期休み中に旅行とアルバイトをセットで楽しめるのです。
大学生だからこそ授かれる恩恵と言えるでしょう。
是非、リゾートバイトを始めようと思っている人は、旅行先を選ぶようなワクワク感を持って働く場所を決めてはいかがでしょうか。
一人暮らしを体験できる
(リゾートバイトの寮)
筆者が大学時代にリゾートバイトで一番ワクワクしたのは、個室寮で一人暮らしを体験できたことです。
多くの人がゆくゆくは親元を離れ独立するわけですが、リゾートバイトで先に短期の一人暮らしを体験できます。
一人暮らしを始めてみると、様々なことに気がつきます。
洗濯、掃除、買い出し等々…。親のありがたみがわかる反面、一人で生活する開放感。そして自分が生活する寮への愛着が湧いたり。
短期なのでホームシックになったり孤独を感じることはまずありません。
むしろ逆で寮に愛着が湧いて、帰る頃には「ここで生活していたんだな〜、楽しかったな」という思い出になります。
実家で過ごしている大学生は大きな期待を持ってリゾートバイトを始めて良いです。一人暮らしの魅力に気づくでしょう。
リゾートバイト中に過ごす寮がどのような場所か、詳細については以下の記事を参考にどうぞ。
-
リゾートバイト寮はこんな感じ!写真付きで解説します。種類・WiFi環境、居心地の良い寮に住む方法。
リゾートバイト寮の種類と設備は、求人を選ぶにあたって給与の次に必見の項目です。 なぜなら、たとえ給与が良くても、寮環境が最低だとリゾートバイトは絶対に続かないからです。 1週間程度ならまだしも、ストレ ...
大学生のリゾートバイト体験談
以下では実際にリゾートバイトを体験した大学生の男女合計4人に、リゾートバイトの良かったところも悪かったところも包み隠さず短文の体験談を記載してもらっています。
リゾートバイトに興味がある大学生の参考になるでしょう。
出会いがあって楽しかった(20歳 / 男性)
草津でレストランホールの仕事をしました。
最初はリゾバに出会いなんて期待していませんでしたが、東京から来た同い年の大学生の女の子と仲良くなり、LINEとインスタグラムのIDを交換しました。
仕事中にコミュニケーションを取ったり、休日が被った日は一緒に周辺の観光地巡りをしたりして、仲良くなれて楽しかったです。
また、レストランホールで働いている人達とも仲良くなり、一回皆んなで飲み会をしました。
リゾバ飲み会🍻 pic.twitter.com/YCDiguUnJk
— JIN (@satokibb) August 13, 2019
思った以上にリア充な体験ができて本当に楽しかったです。
仕事は大変でしたが不満は全くありません。またリゾバすると思います。
仕事まじきつい(21歳 / 女性)
調理補助の仕事をしていたのですが、立ち仕事で退屈だしで毎日疲れていました。超忙しかったです。
なにより仕事場の社員が性格悪い人ばかりで最悪。もうリゾバは十分かな。
派遣会社の人も最初は礼儀正しかったけど、徐々にタメ口になってきて慣れ慣れしかった。なんだかなあ…って感じ。
ホテルフロントとかレストランホールとか楽しそうな職種に応募したら良かったのかな?
とりあえず毎日本当に忙しかった記憶しかない。
大学卒業後にワーホリするための資金稼ぎ(20歳 / 女性)
大学卒業したらオーストラリアでワーホリするので資金稼ぎで始めました。
せっかくなら英語を使える職種が良いと思ったので、ホテルフロントで働きました。
ニセコで働いていたのでオーストラリア人相手に英語を使う機会が多く、英語勉強になりお金も稼げて一石二鳥な体験でした。
仕事は忙しかったけど、貴重な経験になったと思います。
あと、休日にスキー場で無料で滑れたのが本当に楽しかった!リゾートバイトはおすすめですよ。
関連記事
友達と沖縄に行ってみたかったので(22歳 / 男性)
友達と応募できると知り、沖縄に行ってみたかったので一緒に働きに行きました。
時給1,000円だったのでそこまで稼げませんでしたが、友達と一緒だったので楽しかったです。
とにかく沖縄の海が最高!東京に住んでいて中々沖縄に行く機会がなかったので良い思い出になりました。
春休みもまた友達と一緒にリゾバする予定です。
-
沖縄リゾートバイトの体験談。那覇市内と石垣島で計4ヶ月働いてみた。沖縄リゾバってどんな感じ?リアルな実態を全て語ります
(石垣島の観光名所「平久保崎」) 沖縄は、リゾートバイトにおいて最も人気で求人数が多い地域です。 ご存知の通り沖縄は、一大リゾート地として年間を通して国内外観光客からの安定した旅行需要を獲得しています ...
リゾートバイトのデメリットは?
良いこと尽くめに感じられるリゾートバイトですが、リゾバならではのデメリットも存在します。
具体的に以下2点がリゾートバイトのデメリットです。
- 社会に出て役立つスキルは身に付かない
- 途中で辞めることはできない(逃げ場がない)
社会に出て役立つスキルは身に付かない
リゾートバイトは基本的に繁忙期に備えて雇用される臨時要員です。
そのため、一部の職種(仲居やホテルフロント)を除いては、仕事の範囲が狭い(限られています)です。
良く言えば簡単な仕事ばかりですが、悪く言えば誰でもできる仕事が殆どです。
長期で働くことを前提としている一般的な町バイトに比べ、社会に出て役立つスキルは身に付きません。
そのため、仕事内容に高い意識を持ってリゾートバイトを始めても、大した経験にはならないです。
割り切って「短期で稼ぐ」「出会いを求めたい」「旅行気分で働ける」という意識を持ってのぞむ方が楽しめます。
途中で辞めることはできない(逃げ場がない)
リゾートバイトは住み込みのバイトなので、たとえ仕事がどんなに合わないと思っても途中で辞めることはできません。
バックれることは不可能です。逃げ場がありません。
アルバイト自体が未経験の人だと、バイトの雰囲気や仕事内容のイメージがつかないので、「思っていたものと違った」と感じることもあるでしょう。
なのでアルバイト未経験の人が、いきなり2ヶ月や3ヶ月の長期リゾバを始めるのはおすすめしません。
まずは1週間や1ヶ月などの短期リゾバから始めましょう。実際に体験してみて、肌に合うと感じたら長期のリゾバを経験してみると良いです。
大学生におすすめのリゾートバイト職種
以下では、リゾートバイトに興味を持っている大学生に向けて
- 出会いたい大学生におすすめの職種
- 接客が苦手な人におすすめの職種
- スキルを身につけたい大学生におすすめの職種
- とにかく稼ぎたい大学生におすすめの職種
を紹介しています。
出会いたい大学生におすすめの職種
出会いを求めている人はアクティビティ系のリゾートバイトがおすすめです。
アクティビティ系リゾートバイトとは、主に
- マリンスタッフ(遊泳監視、ビーチ・施設清掃、海の家、各種インストラクター)
- スキー場関連(リフト係やゲレンデレストランなど)
- キャンプ場
といった、リゾート地での遊びに関連した職種を指します。
こうした職種は募集求人数に季節変動生が見られるのが特徴です。
例えば、マリンスタッフなら春先から初夏にかけて募集求人数が一斉に増え、夏を過ぎると一気に求人が減ります。
以下は各アクティビティ系リゾートバイトの募集ピーク時期
職種 | 募集ピーク |
マリンスタッフ | 7月〜8月 |
スキー場関連 | 11月〜2月 |
キャンプ場 | 4月〜5月,7月〜10月 |
春休み・夏休み・冬休みいずれかに募集ピークが重なっているのが分かります。
求人先も大学生の長期休み時期を把握しているため、「大学生リゾートバイト特集」といったコラムでも上記3職種は頻繁に取り上げられています。
リゾートバイトのイメージに上記3職種が浮かんだ方も多いのではないでしょうか。
アクティビティ系のリゾートバイトが出会いを求める大学生におすすめな理由には、以下の3つが挙げられます。
- 求人募集ピークが大学の長期休みと重なるため、大学生からの応募率が特に高い
- 大学生ばかりなのでコミュニケーションを取りやすい
- 非日常なシチュエーションであるため、ゲレンデマジックのように魅力が数割増しする
では、上記3職種について具体的に紹介していきます。
マリンスタッフ
マリンスタッフとは、沖縄や周辺の離島を中心としたビーチリゾートにて
- 遊泳監視、清掃、用具貸し出し、海の家での雑務【いずれも未経験可】
- インストラクター(ダイビング、シュノーケリング、バナナボート牽引等)【要資格】
に従事する職種です。
インストラクターの仕事は特定の資格が必要です。そのため、多くの大学生が遊泳監視や清掃、用具貸し出しといった雑用全般で働いています。
マリンスタッフは夏のリゾートバイトにおいて出会いの宝庫と言っても過言ではありません。
ビーチリゾートという開放感もさることながら、お祭りなどの野外イベントが多かったり、夜間に男女で出歩けることが理由として挙げられます。
マリンスタッフは各ポジションで連携して作業を行うことも多いため、早い段階でグループが出来上がったり、同僚達と仲良くなれます。
仲良くなると、仕事終わりにみんなで花火大会へ行ったり、飲んだりすることが多いです。
筆者が働いていた時も、男女4:4のグループで遊びにいくことがよくありました。
職場と遊び場がセットになっているのが、マリンスタッフのメリットと言えます。
休日は自分達がビーチで遊べたり、時には街中に買い物に出かけたりなど、遊びの選択肢が多いです。
夏に出会いを求めてリゾートバイトを始めるならマリンスタッフ一択です。
マリンスタッフの仕事内容をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
海で働くリゾートバイトの代表。マリンスタッフの仕事ってどんな感じ?
マリンスタッフとは、ビーチリゾートにおける マリンスポーツ全般のインストラクター及びサポート・ガイド業 海の家やホテルのマリンアクティビティ施設における遊泳監視、清掃、受付、送迎業務 を担当するスタッ ...
スキー場関連
対照的に、冬に出会うのであればスキー場関連のリゾートバイト一択です。
スキー場関連のリゾートバイトは
- スキーもしくはスノボが好き(興味がある)
- 遊べる場所がスキー場にほぼ限定される
という、人によってはデメリットになりうる特徴こそあるものの、スキーやスノボが好きな人にとっては出会いの機会がとても多いです。
スキー場で働く多くの大学生がスキーやスノボが好きです。
このメリットは「教えあえる」こと。
スキー場で働く大学生のスキーやスノボのレベルは様々です。
殆ど滑ったことがない人もいれば、歴◯年でプロ顔負けの人もいます。
スキー場では自然と同じレベル同士で固まる傾向にあるので、お互いに技術やコツを教えあう機会が多いです。
筆者はコケてばかりの初心者スノボープレイヤーですが、それでも同じような初心者の子とブレーキのコツを教えあったり、互いに少しづつ上達していく喜びを一緒に感じることができました。
この効果は凄まじく、普通に会話でコミュニケーションを取るよりも距離がグッと縮まります。
何より会話にも困りません。お互いに「スキー・スノボ」という共通点があるので楽です。
冬に出会いを求めてリゾートバイトを始めるなら、是非ともスキー場関連の仕事に就いて楽しんで欲しいと思います。
スキー場関連での仕事内容の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
-
スキー場リゾートバイト体験談|おすすめ勤務地・職種・寮の様子を紹介!
スキー場リゾートバイトとは、11月上旬〜3月下旬にかけて、主に北海道・長野・群馬・新潟・広島などのスキー場で募集される住み込みの派遣アルバイトです。 仕事内容は、スキー場でのリフト係やレンタル受付スタ ...
キャンプ場
キャンプ場リゾートバイトは、神奈川県西丹沢や山梨県の富士五湖など、全国的に有名なキャンプ場にて
- 受付
- 清掃
- 道具の準備・片付け
- イベントブースの設営・撤去
に従事する職種です。
キャンプ場でのリゾバもスキー場関連同様に「同じ趣味を持った人達と」「キャンプ場を舞台にコミュニケーションを深められる」ことがメリットです。
キャンプ場での出会いポイントは、何と言ってもイベントです。
キャンプ場リゾバでは、例えばキャンドルイベントやバーベキューイベントが開催されます。
こうしたイベントではアルバイト同士で協力して設営を行い、一緒にイベントを楽しめるのがメリットです。
また、勤務終了後はアルバイトだけで一緒に星空が綺麗に見えるポイントへ行って、お酒片手に語り合うという青春真っ盛りな夜を過ごすこともあります。
仕事であることを忘れそうになるくらい楽しいイベントが盛りだくさんなので、契約期間が終わっても「帰りたくない」と言う人がいるほどです。
個人的にもキャンプ場でのリゾートバイトは思い出が多いです。
仕事中は野外で働くので大変な部分もありますが、出会いが目的のアウトドア好き大学生にとっては忘れられない思い出になります。
意外と男女比が偏っておらず、綺麗に5:5くらいで集まるのもポイントです。
キャンプ場リゾートバイトでの仕事内容の詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
-
キャンプ場でのリゾートバイトを紹介。綺麗な星にキャンドルも楽しめる!一生の思い出になる
リゾートバイトにおける『キャンプ場スタッフ』とは、キャンプ場にて 受付 清掃 道具準備 設営 などの業務全般を行う仕事を指します。 アウトドア好きの中には冬にキャンプをする人もいますが、 ...
接客が苦手な人におすすめの職種
リゾートバイトでガッツリ稼ぎたい…でもコミュニケーションを取るのが苦手…
リア充ばかりのイメージで疎外感を味わいそうで嫌だ…
他人と余計なコミュニケーションなど取らずに黙々と稼ぎたい人の中には、上記のような懸念を抱いている人もいるでしょう。
そんな人におすすめしたいのが
- 『裏方業務(客室清掃スタッフ)』
- 『皿洗い・洗い場』
の職種です。
これら職種は他のスタッフと連携を取る機会が少なく、黙々と自分の世界に入って作業に取りかかれます。
慣れてくると、後はルーティン作業です。
所謂『ぼっち』と呼ばれる人や、独身で気ままに生きている30代〜40代の人が多く、落ち着いた雰囲気の中働けます。
裏方業務(客室清掃スタッフ)
裏方業務とは、ホテルや旅館といった宿泊施設にて清掃全般を担当する職種です。
裏方業務が接客が苦手な人、コミュ障やぼっちにおすすめな理由としては、その独特な働き方が挙げられます。
通常、裏方業務は2人1組になって各客室を回ったり、共用部を清掃します。
2人1組なので社員に見張られている感じがありません。また、相方と多少協力して作業を行うものの、基本的に余計な会話をする必要がありません。
黙々と客室を回って清掃していくイメージです。
これが3人1組や4人1組になると、他の人同士で会話を始めて、会話に入れないと疎外感を味わうことがあります。
しかし、裏方業務は2人1組です。慣れてきたら自分主導で相方と話ながら作業できます。
布団の上げ下げなど体力勝負な面もありますが、客から直接クレームをつけられることがないので精神的に楽です。
あっという間に時間が経つ仕事なので、サクッと働いてサクッと稼ぎたい人におすすめ。
裏方業務の仕事内容をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
リゾートバイトのホテル清掃スタッフ(裏方業務)ってどんな仕事?個人的には簡単な仕事ナンバーワン。
リゾートバイトの客室清掃(「裏方業務」とも言う)は、リゾバ求人において最も募集数が多い職種です。 主な仕事は、その名のとおりホテル客室の清掃業務を行います。 具体的には以下のとおりです。 ベッドメイキ ...
皿洗い・洗い場
皿洗いは、大型の宿泊施設や宴会会場にて食器や調理器具を黙々と洗浄する職種です。
「リゾートバイトならでは」な面白みこそありませんが、精神的にはとにかく楽です。
同僚と強調する必要はありません。また、運ばれた食器類をとにかく洗うだけなので頭を使いません。
2日〜3日も働けば、自分なりの効率の良いルーティンができます。
地味な仕事ではありますが、コミュニケーションを取るのが苦手な人にとっては居心地が良いです。
仕事中は立ちっぱなしですが、大変だと感じるのは最初の1週間くらいです。
ベテランの人の中には、度々スマホをいじりながらでも早く丁寧に仕事をこなせる人がいるくらいです。
皿洗いの仕事をもっと詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
リゾートバイト・洗い場の口コミ体験談。マジきつい?!楽だが退屈。無口な人には最適。
リゾートバイトにおける「洗い場」職種では、主にホテルのバイキング等で使用された食器類、調理器具をひたすらに洗います。 洗い場はリゾートバイトの全職種においては比較的簡単な仕事であり、1日やれば仕事内容 ...
スキルを身につけたい大学生におすすめの職種
大学生の中には就職を控えている人や、就職活動に向けてワンランク上のスキルを身につけたい人もいるでしょう。
『ホテルフロント』と『仲居』は、こうした社会人を意識している大学生におすすめの職種です。
これら職種は、「言葉遣い」や「態度」「正確性」において他の職種よりも高度なスキルを求められます。
悪い言い方をすると他の職種よりもきつい仕事ですが、「先回りする思考力」と「解決力」が確実に身につきます。
あえて大変な環境に身を置いてスキルを磨くのも、すでに社会人を意識している大学生なら良い選択です。
ホテルフロント
ホテルフロントはチェックイン・チェックアウト手続きや、宿泊客からのリクエスト対応、レジ締め及び売り上げの計上を行います。
ホテルフロントが身につけられるスキルの一つに「確認能力」が挙げられます。
フロントはホテル全体を統括するインフォーメーションの役割です。そのため、例えば朝食の必要人数や客室割りといった「確認事項」がとくにかく多いです。
社会人になると職種に関わらず確認事項が多く、これを体験しているのとしていないのとでは、社会に出てからの応用力に大きな差が出ます。
仕事内容自体は難しいものではありませんが、この確認能力はフロント業務において重要です。
また、言わずもがな「ホテルの顔」としてフロントに立つため、愛想の良さも必須と言えます。
不思議なもので、最初はぎこちない作り笑顔も、1週間2週間と経つにつれホテルフロントらしい貫禄のある笑顔が自然と出てきます。
個人的にはホテルフロントは宿泊客から最も「ありがとう」を言ってもらえるポジションなのも好きです。
ホテルフロントの仕事内容をもっと知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
リゾートバイトのホテルフロントは大してきつくない!フロント歴3年の筆者が仕事内容を詳しく解説するよ!
リゾートバイトにおける『ホテルフロント』とは、リゾートホテル、シティホテル、旅館、民宿において 宿泊客のチェックイン・チェックアウト手続き リクエストや問い合わせの対応 レジ閉め及び売り上げの計上 と ...
仲居
接客業を志す人であれば、仲居は最もおすすめの職種です。
仲居は着物を着て宿泊客をもてなすという、その華やかな見た目とは裏腹に徹底して「おもてなし」を求められるハードな一面もあります。
「おもてなし」の定義は難しく、何を持っておもてなしなのかを答えられる人は多くありません。
ただ、筆者なりに仲居における「おもてなし」を定義するとすれば、それは「先回り」です。
仲居は担当した宿泊客の布団の上げ下げから、料理の配膳、お見送りなど全てを世話します。
宿泊客は仲居に全てを委ねると言っていいほど頼ってきます。
その時、言われたことだけに応えるのではなく、宿泊客が疑問に思っているであろうことを考え先回りして応えてあげられるとパーフェクトです。
大変なイメージですが、得られるものは多く、終わってから振り返ると最も充実感のある職種の一つと言えます。
仲居の仕事内容について詳しく知りたい方は、以下の記事を参考にどうぞ。
>>>仲居のリゾートバイト体験談。男女で働いてきた!正直きついが稼げる仕事。1日のスケジュールや仕事内容を詳しく解説します。
とにかく稼ぎたい大学生におすすめの職種
「出会いやらスキルやら、そんなものは二の次!とにかく稼ぎたい!」
という人におすすめしたいリゾートバイトが「ナイトワーク」と「ナイトフロント」です。
名前から分かるように、どちらも夜に働くため他の職種と比べて時給が高いです。
他の職種の平均時給は1,000円程度ですが、ナイトワークなら時給1,500円〜2,000円、ナイトフロントなら時給1,250円は稼げます。
ナイトワークは女性限定の仕事ですが、ナイトフロントは男女共に可能です。
短期集中でガッツリ稼ぎたい人は、上記2職種も視野に入れてみると良いです。
ナイトワーク(ガールズバー、キャバクラ、スナック)
リゾートバイトにおけるナイトワークとは、利尻島や宮古島といった離島にある
- ガールズバー
- キャバクラ
- スナック
等での接客業(所謂カウンターレディやフロアレディ)です。
一般的なシステムは日本の水商売と何ら変わりはなく、男性客相手にお酒を注いだり会話を楽しむのが主な仕事です。
若者の地方離れが著しい昨今、特に離島では女性スタッフの人員確保が悩みになっています。
こうした地方で、リゾートバイターは離島でのゆるやかな暮らしを楽しみ、離島の男性客は本土から来た若い女性と新鮮な時間を楽しみます。win-winな関係です。
ガールズバーやキャバクラ、スナックの仕事が未経験の人は、客に触られたり時には暴言を吐かれることを懸念している人もいるでしょう。
しかし、こうした離島は良くも悪くも村社会。良い噂も悪い噂も瞬く間に広がってしまうため、実は都会に比べて悪態をつく客は少ないです。
清潔な個室寮が用意されている上に時給も高く、都会で夜働くよりも安全かつストレスなく稼ぐことができるのが大きなメリットです。
生活費等を引いても1ヶ月15万円程度なら余裕で貯金に回せます。
ナイトワークの経験が就職先で知られることはないので、大学生でも安心して働けます。
リゾートバイトにおけるナイトワークの詳細については、以下の記事を参考にどうぞ。
-
リゾートバイトのナイトワークってどんな仕事?月に手取り30万も稼げる!体験談と共に口コミ・評判を詳しく紹介します。
リゾートバイトにおける「ナイトワーク」とは、主に八丈島はちじょうじま(東京都)、宮古島(沖縄)、利尻島りしりとう(北海道)といった離島にある ガールズバー キャバクラ スナック(ラウンジ) で働く職種 ...
ナイトフロント
ナイトフロントは、22:00〜10:00までの実働8時間、夜間に働くフロント業務です。
ナイトフロントは昼間のホテルフロントと仕事内容も給料も大きく異なります。
まず、時給に関しては深夜割増(時給が1.25倍になる)がつくため、求人に掲載されている時給が1,000円だとしたら1,250円になります。
昼間よりも確実に稼げます。
仕事内容はチェックイン・チェックアウト対応、接客、夜間見回りなど多岐に渡りますが、基本的には昼間のフロントより楽です。
というのは、夜間にチェックイン・チェックアウトする人は少ない上に、そもそも9割の宿泊客は寝ています。
どちらかと言うと暇な時間の方が多く、筆者がナイトフロントで働いていた時は、先輩アルバイトと交代で頻繁に休憩に入ったり、本を読んだりしていました。
暇な時間をどう潰すのかも鍵となります。
ただ、ナイトフロントは稼げる上に楽なので、求人が少ないのが現状です。
シーズンによっては全く求人が見つからないこともあります。「見つかったらラッキー」くらいの気持ちで探してみると良いです。
ナイトフロントの仕事内容や求人の探し方については、以下の記事を参考にどうぞ。
-
リゾートバイトのナイトフロントは楽で稼げる仕事。1日のスケジュールや給料を解説します。
ナイトフロントとは、夜間のホテルフロント業務のことを指します。 主な就労時間は、21:00〜9:00の実働8時間(シフト制)です。 ナイトフロントはリゾートバイト職種の中で最も稼げる職種です。 なぜな ...
夏休みや春休みにリゾバをする時の注意点!遊びや飲みにお金を使いすぎない!
多くの大学生が夏休みや春休みのリゾバである失敗をします…!
それは「開放感からお金を使いすぎて、思ったより貯金できなかった」ということ。
上述したように、大学の長期休み中には、全国から多くの大学生がリゾートアルバイターとして集まってきます。
異性・同性関係なしに様々な出会いがあり、確実に友達ができます。
こうした環境なので、寮で飲み会を開いたり、休日に一緒に観光したりというイベントは日常茶飯事。しょっちゅう行われます。
リゾバで知り合った人と飲み会!!!!!🍻🍻 pic.twitter.com/piVjAddguK
— color-full (@color_full0302) May 2, 2021
そして、リゾバが終わってみれば、稼げたのはいいものの、それ以上にこうした娯楽の支出が多すぎて、結局のところお金が残っていない…
という失敗をした大学生は多く存在します。
良い思い出になるのは確かですが、せっかくリゾートバイトに来たのに支出が多すぎるのでは本末転倒です。
- 飲み会はできるだけ部屋飲みで。居酒屋は避ける
- 観光を楽しむのは大事だが節約は意識すること
上記の2点だけは必ず意識しておきたいです。
多くの大学生は稼ぐために来ているので、節約を意識している人の方が多いですが、中には開放感から稼ぎにきていることを忘れてしまい支出が増える人がいるのも確かです。
無駄に支出を増やさないためにも、目標となる貯金額などを決めて、その上で生活費を計算すると良いでしょう。
1週間から可能なリゾバ求人の探し方
応募に関して最も重要なのが、学生向け(数週間〜1ヶ月程度の短期案件が多い)のリゾートバイト派遣会社を通して仕事を探すことです。
どういうことかと言うと、通常リゾートバイトは雇用期間を3ヶ月〜としているため、どの求人の雇用期間も最低3ヶ月としている派遣会社が多いです。
休学中の学生であれば3ヶ月間働けますが、長期休みを利用してリゾートバイトを経験したい学生にとって、3ヶ月間は実質不可能な雇用期間でしょう。
そのため、大学生がリゾートバイトを探す場合は、数週間〜1ヶ月程度の短期案件を多く扱うリゾートバイト派遣会社から探した方が、効率良く仕事を見つけられます。
>>>短期案件が多い大学生向けのリゾートバイト派遣会社【リゾバ.com】
上記の派遣会社は『リゾートバイトのおすすめ派遣会社』にも記載しているように、リゾートバイト派遣会社の中で短期案件(数週間〜1ヶ月程度)が最も多いです。
また、2ヶ月程度の中期案件も多く掲載されています。
就労できる期間が2週間や3週間など中途半端な場合には、派遣会社の担当と相談することによって雇用期間を調整することもできます。
学業やプライベートとの兼ね合いで丸1ヶ月働くのが難しい方でも、雇用期間を相談できるのであればスケジュール調整をしやすいでしょう。
こうした理由で、上記派遣会社は大学生にとって最もおすすめです。
リゾートバイトは大学生におすすめのアルバイトである
大学生が長期休暇を利用してバイトを始めることは多いですが、リゾートバイトのように「濃い経験」がセットになっているアルバイトは中々少ないです。
特に都会に住んでいる学生であれば、リゾート地への「プチ移住」も兼ねてお金を稼げるリゾートバイトには大きな魅力を感じるでしょう。
長期休み中は意外と暇で、終わってみれば「何もしてなかった」という経験を持つ学生は多いかと思います。
今後、長期休暇中を充実させたいと思うのであれば、リゾートバイトという経験はうってつけです。
是非、リゾートバイトに興味がある学生は、臆することなく「濃い経験」を得て欲しいです。
「やって良かった」と思える体験になります。
筆者の1ヶ月のリゾートバイト体験談については、以下の記事を参考にどうぞ。登録から就労までの流れ、寮の様子なども詳しく記載しています。