スキー場リゾートバイトとは、11月上旬〜3月下旬にかけて、主に北海道・長野・群馬・新潟・広島などのスキー場で募集される住み込みの派遣アルバイトです。
仕事内容は、スキー場でのリフト係やレンタル受付スタッフ等から、スキー場併設のホテル内スタッフまで多岐にわたります。
スキー場リゾートバイト最大の特典は、『リフト券が貰える』『休日に無料でスキー場を利用できる』『スキー場併設ホテルの温泉を無料利用できる』の3点です。
また、就労期間が大学の冬休み・春休みとかぶるため、全国から集まる多くの学生リゾートアルバイター達との出会いがあります。
こうした非日常を毎日感じられるのが、スキー場リゾートバイトの魅力です。
筆者もスノーボードが趣味程度に好きなので、過去に北海道を中心にトマム・ニセコ・ルスツ等で働きました。
本当に楽しかったです。今でも思い出に残っているリゾートバイト体験です。
ただ、スキー場リゾートバイトが「楽しい」「思い出」になるという声を多々聞いて興味がある一方で、不安や疑問点も多いでしょう。
「どのスキー場がおすすめなのか?(各スキー場の雰囲気の違い)」「寮は綺麗なのか?」「仕事はきついのか?」…etc。
今回の記事では、こうしたスキー場リゾートバイトに関する疑問点を、実際にスキー場リゾバを体験した筆者が詳しく解説します。
この記事でわかること
- おすすめのスキー場(勤務地)
- スキー場リゾバの仕事内容(職種)
- 初心者でも働けるのか?
- いつ応募するのがベストか?
- 寮の様子
- 食事の様子
- どんな人がいるのか?(出会いはあるのか?)
- 休日の過ごし方(何をして遊べるのか?)
- 必要な持ち物
- いくら稼げるのか?
- スキー場リゾバ求人の探し方
スキー場リゾバに興味を持っている人の参考になれば幸いです。
実際にスキー場リゾートバイトの求人を見てみたい人は、以下のスキー場リゾートバイト求人が最も多い派遣会社よりどうぞ。
>>>スキー場リゾートバイト求人が多いリゾバ派遣会社【リゾバ.com】
おすすめのスキー場リゾバ勤務地【断トツで北海道!】
「スキー・スノボをするなら本州も北海道も同じ。どこでも良い」と思っている人もいるでしょう。
しかし、本州でも北海道でもスキー場リゾバを経験した筆者に言わせると、スキー場でリゾートバイトをするなら断トツで北海道がおすすめです。
上質なゲレンデ・設備が整っているため、休日や休憩時間が充実します。
北海道スキー場リゾバをおすすめする4つの理由
スキー場リゾバの勤務地で北海道を強くおすすめする理由は、以下の4点によるところが大きいです。
- 雪質が抜群に良い(パウダースノー)
- スケールが大きく、初心者から上級者まで楽しめるコースが揃っている
- 温泉も豊富(無料で入浴できる)
- 札幌の観光も楽しめる
雪質が抜群に良い(パウダースノー)
北海道にあるスキー場は気温が低いため、雪が解ける前に降り積り、サラサラの状態が保たれています(パウダースノー)。
本州のゲレンデだと、雪が硬くてこけると痛い時もありますが、北海道のスキー場の雪は別格です。
初心者が転んでも痛くないため、休日にスキーやスノボを楽しむのに最適です。
スケールが大きく、初心者から上級者まで楽しめるコースが揃っている
北海道のスキー場は、コース数やリフトの本数が多いです。
初心者から上級者まで幅広い層が楽しめる造りになっています。筆者はスキー・スノボのど素人ですが、楽しく滑れました。
また、景色が雄大なのも魅力。白銀の景色に聳え立つ山々を見ると「スキー場リゾバに来て良かった!」と心底思えます。
温泉も豊富(無料で入浴できる)
求人の待遇によって異なる場合もありますが、多くの北海道スキー場求人では、ゲレンデを併設しているホテルの温泉を無料で利用できます。
(トマムのスキー場リゾートバイト求人。温泉利用可能と記載がある)
休日や仕事後に無料で温泉入浴できるのは、リゾートバイトならではの特典。
スキー・スノボと合わせて温泉も楽しめるのが北海道のスキー場で働くメリットです。
札幌の観光も楽しめる
ルスツリゾートやトマムでは、リゾートアルバイターも利用できる札幌行きのシャトルバスが運行しています。
札幌までのアクセスは、シャトルバスで約1時間30分。日帰りで観光できます。
ゲレンデだけでなく、都会の観光も楽しめるのも北海道スキー場リゾートバイトの魅力です。
北海道ナンバーワンのスキー場!生活環境も超快適な「ルスツ」
ルスツとは、北海道の虻田郡留寿都村に位置する、北海道最大のリゾート施設「ルスツリゾート」のことを指します。
ルスツリゾートは、東京ドーム約178個分(約820万平方メートル)の広大な敷地の中に、ホテルやゲレンデなどの施設が立ち並んでいます。
ルスツの魅力は、なんと言ってもリゾートアルバイターにとって生活環境が非常に便利な点。
(ルスツリゾートバイトの寮)
ルスツは1年中稼働しているオールシーズンリゾートであるため、1年中リゾートアルバイターをはじめとした住み込みのスタッフを雇っています。
そのため、住み込みのリゾートアルバイターが生活しやすい環境作りを図っています。
住み込み寮の手入れや清掃が行き届いているのはもちろん、スタッフがスーパーやコンビニへ買い出しに行くためのシャトルバスを運行しています。
また、「極上パウダー」と言われるほど質の良いパウダースノーも魅力的。
ゲレンデのコース数は37本、最長滑走距離42km。トップのプロ選手もパウダースノーを求めて遊びにくるほどのゲレンデです。北海道ナンバーワンとも言われています。
実際に筆者もルスツでスキーを目的に働きましたが、とにかく滑りやすい…!
全37本のコース間のアクセスが良好で、半日で全てのコースを制覇できました。
初心者〜中級者が滑りやすい緩やかな坂が多いです。
スキー場周辺にはレストランやショッピングモールなどの「アフタースノー」を楽しめる施設も多々あります。
北海道のスキー場リゾバで最も充実できた勤務地です。
数あるスキー場リゾバの中でも最も万人受けしやすい勤務地と言えるでしょう。
寮環境良し、生活環境便利、ゲレンデのコンディションも抜群!非の打ち所がありません。
初めてのスキー場リゾートバイトに最もおすすめの場所と言えるでしょう。
ルスツでのリゾートバイト体験談については、以下の記事も参考にどうぞ。
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ルスツリゾートバイト体験談!おすすめ職種や休日の過ごし方などを詳しく解説します。
(ルスツリゾートの遊園地) ルスツとは、北海道の虻田郡留寿都村あぶたぐん るすつむらに位置する、北海道最大のリゾート施設「ルスツリゾート」のことを指します。 ルスツリゾートは、東京ドーム約178個分( ...
外国人も多い!スキー・スノボ以外の観光もたっぷり楽しめる「トマム」
トマムとは、北海道中南部にあるトマム山一帯のリゾート「星野リゾート トマム」を指します。
星野リゾート トマムは、北海道最大級の高原リゾートです。
東京ドーム約210個分という広大な敷地内に、宿泊施設・レストラン・スキー場・ウェイブプール等の施設が点在しています。
トマムの魅力は、以下の2点です。
- スキー以外にもアイスビレッジなどの非日常な施設がある
(スキー・スノボをしない人でも楽しめる) - 国際色豊かで英語力の向上ものぞめる
北海道でナンバーワンの非日常を味わえる勤務地です。
筆者もプロフィールに記載しているように、トマムは一番のお気に入りの場所。かれこれ3回もトマムでリゾートバイトを体験しました。
(トマムのアイスヴィレッジ。なにもかもが氷で出来た世界)
また、霧氷が発生することで有名な霧氷テラスなど、スキー・スノボに興味がない人でも楽しめる要素が盛り沢山です。
(霧氷テラス。山頂にあり、景色がとても素晴らしい。近くにはクラウドウォークと言う雲をモチーフにした遊歩道なども設置されている)
スキー・スノボばかりで飽き飽きした時は、同僚のリゾートアルバイター達とアイスビレッジや霧氷テラスに行って観光を楽しんでいました。
もちろん、ゲレンデの質も抜群。
雪がパウダースノーで柔らかいのはもちろん、コース外を含めた山全体で滑走を可能とした「冬山解放宣言」を提唱しているため、とにかく広い…!
スキー・スノボ初心者〜上級者まで、思い切り楽しめます。
寮環境、生活の利便性も抜群。
ルスツ同様に1年中住み込みのリゾートアルバイターが多いため、寮は清掃や手入れが行き届いています。
また、街のスーパーやコンビニ等への買い出しが可能なシャトルバスもあり。
トマムは新千歳空港からのアクセス利便性も高いため、自宅から勤務地への移動が楽なのも魅力です。
スキー・スノボ以外の非日常な冬の魅力も堪能したい人は、トマムがおすすめです。
スタッフにもお客様にも外国人が多いため、英語力の向上ものぞめるのも魅力。
トマムでのリゾートバイト体験談については、以下の記事も参考にどうぞ。
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【体験談】トマムでのリゾートバイトが楽しくて最高だった!仕事内容や生活環境を詳しく解説します。
(星野リゾート トマムのザ・タワー) この記事では、筆者のトマムでの4ヶ月間のリゾートバイトとして働いた体験から トマムでの仕事内容(職種) 寮・生活環境 休日の過ごし方 人間関係 トマムで稼げた給料 ...
コース数、滑走距離が道内最大級!国際的に有名なスキー場「ニセコ」
ニセコとは、北海道の後志にあるニセコ町を指します。
または、倶知安町や蘭越町、尻別川と言った地域をまたぐ総称でもあります。
ニセコの魅力は、道内最大級のコース数と滑走距離が展開されている点。リゾートバイト中にとことんスキー・スノボを楽しみたい人におすすめです。
ニセコでは、ニセコアンヌプリ山の裾野に、以下4つのスキー場が集合しています。
- ニセコアンヌプリ国際スキー場
- ニセコビレッジスキー場
- ニセコグラン・ヒラフスキー場
- ニセコHANAZONOスキー場
いずれのスキー場も、圧巻とも言える美しい山々の景色がのぞめます。
また、ニセコスキー場の雪は、海上の水分を含んだ雪雲がもたらす雪質であるため、道内でも屈指の雪質と言われています。「ニセコはパウダースノーの聖地」と呼ぶ人もいるほどです。
こうした素晴らしい環境下の中、初心者から上級者まで楽しめる数多くのコースが用意されています。
レベルに合わせてコースを選択しやすいのも魅力。
筆者も徹底的にスノボを満喫したいがためにニセコで働いたことがありますが、正解でした。
上記4つのスキー場は共通のリフト券が用意されていて、リゾートアルバイターは無料でリフト券を貰えます。
混雑状況が比較的穏やかなスキー場を選び、休日はスノボ三昧…!
(木の上に雪が降り積り美しい景色も最高でした)
120%スキー・スノボを満喫したい人はニセコはおすすめの勤務地です。もちろん、トマムやルスツ同様に寮環境や生活環境も整っていて便利。
ニセコでのリゾートバイト体験談については、以下の記事も参考にどうぞ。
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【体験談】ニセコのリゾートバイト経験者が「仕事内容」と「エリアの特徴」を詳しく解説します。
(ニセコ駅) ニセコとは、北海道の後志しりべしにあるニセコ町を指します。 または、倶知安町くっちゃんちょうや蘭越町らんこしちょう、尻別川しりべつがわと言った地域をまたぐ総称でもあります。 ...
初心者・未経験者も可能!スキー場リゾートバイトの全7職種を紹介
スキー場リゾートバイトでは、職種によって
- 全くの未経験でもできる仕事
- スキー・スノボ上級者しかできない仕事
- 屋内での仕事・屋外での仕事
など条件が様々存在します。
スキー場リゾバの職種一覧
以下で各職種の仕事内容について、詳しく解説します。
初心者向け!休憩時間が多くて楽なリフト係
- 未経験でも可能
- 屋内・屋外の両方で働く
- 求人の人気度:☆☆☆☆☆
リフト係は、スキー場利用客が山頂まで登るために利用するリフト乗り場にて「乗客補助」「降客補助」「リフト操作」を行う職種です。
「補助」と聞くと大変そうなイメージがしますが、実際には「補助」というより「誘導」という言葉の方が近く、スムーズに誘導して安全確保をすることが主な仕事です。
スキー場のリフトは次から次へと矢継ぎ早にやってくるので、各乗客が安全に乗れるよう常に神経を集中させる必要があります。これがリフト係の大変な点と言えるでしょう。
(リフト乗り場の動画。リフトはひっきりなしにやってくる)
万が一利用客が転んだりしてリフトに乗り損ねた場合は、すぐにボタンを押してリフトを停止させます。
休憩回数が最も多い職種
やや神経を使う仕事ではありますが、リフト係は最も人気で競争率が激しいポジションです。
なぜなら、リフト係は「乗客補助」→「降客補助」→「リフト操作」→「休憩」を30分ごとのローテーションで回すため、休憩回数が最も多いからです。
さらに、この30分休憩中は時給が発生します。
もちろん、昼休憩もしっかりと貰えるので、スキー場リゾートバイトの中では常に人気のポジションであり、個人的にも最も楽だと感じています。
仕事内容自体も難しくないので、スキー場での仕事未経験の方でも始めやすい仕事と言えるでしょう。
リフト係の仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
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スキー場のリフト係は本当に楽!休憩が多いし意外にも飽きません。仕事内容を詳しく解説します
スキー場リゾートバイトの『リフト係』とは、スキー場利用客が山頂付近まで登るために乗るリフト乗り場で 乗客補助 降客補助 リフト操作 を行う職種を指します。 各スキー場の勤務形態によって異 ...
友達を作りやすいゲレンデレストラン
- 未経験でも可能
- 屋内での仕事
- 求人の人気度:☆☆☆
ゲレンデレストランは、スキー場内に併設されたレストランにて「洗い場」「調理」を担当する職種です。
レストランの調理と言えば、通常は経験者優遇が多いでしょう。
ただ、ゲレンデレストランにおける「調理」とは、インスタントやレトルトの食品が中心であるため、経験がない人でも仕事をすることが可能です。
ゲレンデレストランは、昼時(11時〜14時の間)はスキー場利用客で激混みとなります。
そのため、料理の腕やイロハ云々よりも、いかに効率よく作って捌くかが重要なポジションと言えるでしょう。
ただ、昼時こそ忙しくてレストラン内を駆け回ることになりますが、ピークを過ぎれば暇な時間が続きます。
また、ゲレンデレストランの仕事はスタッフ同士で連携を取って作業することも多いため、早い段階で同僚達の性格が見えてきます。
そのため、友達を作るには最適なポジションです。
ゲレンデレストランの仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
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スキー場ゲレンデレストランの仕事内容を詳しく解説。調理は簡単。ゲレンデでは楽な仕事です
snow.gnavi.co.jp スキー場リゾートバイトにおける『ゲレンデレストラン』とは、スキー場内に併設されたレストラン施設にて「調理」「洗い場」を担当する仕事を指します。 ゲレンデ ...
一番簡単な仕事。チケット係
- 未経験でも可能
- 屋内での仕事
- 求人の人気度:☆☆☆☆
チケット係とは、スキー場内に併設されたチケットブースにてリフト券の販売・回収をする職種です。
チケット係の仕事で覚えることは多くありません。
リフト券のチケットはシーズンやオプションによって料金が違うので、各チケットの料金の違いを覚え、回収ボックスに入れられたチケットを閉店後に回収するだけです。
かなり簡単。
そのため、リフト係に次いでスキー場リゾートバイトの中では人気が高い職種です。
ただ、開店後と閉店間際の忙しい時間帯を除いては暇になるため、日中は上で紹介したゲレンデレストランのヘルプに回ることが多いです。
そのため、ゲレンデレストランでの仕事もセットの職種と思っておいた方が良いでしょう。
とは言え、ゲレンデレストランはあくまでヘルプで回るので皿洗いなどの簡単な作業が中心です。
チケット販売・回収の仕事も高校生でもできるような簡単な仕事なので、チケット係の職種は総じて楽です。
仕事内容が簡単な職種で働きたい方におすすめです。
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スキー場チケット係は本当に楽!チケットの種類を覚えるだけ。仕事内容を詳しく解説します
snow.gnavi.co.jp スキー場リゾートバイトにおける『チケット係』とは、ゲレンデ内に併設されているブースにてリフト券を販売・回収する仕事を指します。 ただ、チケット係の仕事はスキー場によっ ...
女性向けの職種。インフォメーション
- 未経験でも可能
- 屋内での仕事
- 求人の人気度:☆☆☆
インフォメーションとは、ゲレンデ内に設置されている案内所でスキー場利用者の問い合わせに対応したり、その日の天候状況をアナウンスなどをする職種です。
インフォメーションがチケット販売を行うスキー場も存在します。
インフォメーションではスキー場利用客の問い合わせに加えて、落し物や迷子の案内なども行うので一見難しそうに感じるかもしれません。
ただ、案内の仕方などはある程度マニュアル化されているので、知識や記憶力はそれほど必要ではありません。
どちらかと言えば、笑顔でハキハキした声で対応できることが必要なので、「接客業」だと意識して仕事にとりかかると良いでしょう。
近年はスキー場に来る外国人が増加傾向にあり、インフォメーションでは外国人への対応も行います。
語学力を活かせるスキー場リゾートバイトを探している方にもおすすめの職種です。
インフォメーションの仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
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スキー場インフォメーションの仕事内容ガイド。室内仕事なので寒がりな人でも大丈夫です
スキー場リゾートバイトにおける『インフォメーション』とは、ゲレンデ内に設置されている案内所にて、利用者からの問い合わせに対応したりリフト券を販売する仕事です。 男女どちらでも応募可能と求人には書いて ...
専門知識は必要なし!レンタル係
- 未経験でも可
- 屋内の仕事
- 求人の人気度:☆☆☆
レンタル係は、スキー場に併設されたスキー・スノボ用品を「利用者に貸し出し」「返却後にメンテナンス」する職種です。
スキー・スノボ用品の貸し出しやレンタルにあたって専門用語が出てくることもありますが、深い知識は必要ありません。
貸し出しの際は、利用客に予め記入してもらった申し込み用紙を基に、該当サイズの用品を取り出します。
また、返却品の整備は専用の汚れ落としやブラシを使って磨いた後、ワックスを塗るだけなので初心者でもできます。
レンタル係も忙しい時間帯は、利用客が一斉になだれ込む開店後と閉店間際に限られます。
その他の時間は比較的客足は少ないので、室内でゆったりできるのが良い点です。
スキー・スノボ用品に興味がある方であれば、毎日楽しんで仕事にとりかかれるでしょう。
レンタル係の仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
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スキー場レンタル係の仕事内容を詳しく解説します。貸し出しや整備を行う職種です【初心者でも可能】
スキー場リゾートバイトにおける『レンタル係』は、 スキー・スノボ用品の貸し出し 返却された用品を整備・片付け をする職種です。 レンタル係の貸し出しは、事前に利用客に記入してもらう申込用 ...
給料よりもやりがいを重視する人向け!インストラクター
- スキー場によっては「SAJ公認スキー準指導員」「SAJ公認スキー指導員」「C級インストラクター免許」のいずれかが必要
- 屋外での仕事
- 求人の人気度:☆☆☆☆
インストラクターは、スキー場で初心者〜中級者、子供向けにスキー・スノーボードを教える職種です。
SAJ(全日本スキー連盟)に加入しているスキー場の場合は、上記いずれかの資格を持っていなければインストラクターになれません。
ただ、加盟していないスキー場であれば、スキー・スノボ経歴や人柄で採用を判断してもらえます。
インストラクターは「人に教えて満足させる」ことに価値を感じる人に向いている仕事と言えます。
ただ、懸念となるのが他の職種に比べると給料が少なく、生徒が集まらなくて仕事がない日も稀にある点です。
しかし、フリーな時間が多いため、ゲレンデを自由に滑られる時間を多く確保できるのは最大のメリットです。
給料よりも、無料でゲレンデを使えることに魅力を感じている人に向いている職種とも言えるでしょう。
インストラクターの仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
スキー場インストラクターの仕事内容。必要な資格についても詳しく解説します
スキー場リゾートバイトの『インストラクター』とは、スキー場で初心者〜中級者向けにスキーあるいはスノーボードの指導をする仕事を指します。 最近はスキー場に足を運ぶ若者の数が減ったとはいえ、 ...
超上級者向けの職種パトロール
- スキー場によっては「SAJ公認スキーパトロール」の資格が必要
- 屋外での仕事
- 求人の人気度:☆☆☆☆
パトロールは、スキー場で事故・事案が発生した際に、傷病者に対して応急処置と救急要請を一次的に行う職種です。
パトロール隊員もインストラクターと同様に、SAJに加盟しているスキー場では「SAJ公認スキーパトロール」の資格が必要です。
パトロール隊員は、単にスキー・スノボの技術が高いだけではなく、気象の良し悪しや応急処置方法も把握しておく必要があります。
スキー場での事故は早期把握が何よりも重要なので、責任が重いとまでは言いませんが、パトロールは重大な任務の仕事と言えるでしょう。
応急処置や救急要請の他にも、リフト下の落し物を拾ったり、スキー場オープン前にゲレンデのコンディションチェックをするのもパトロールの仕事です。
パトロール隊員が乗るスノーモービルの乗り方については、スキー場で1時間程度の講習を受けます。
パトロールの仕事は、求められる能力が他の仕事より大きいためプレッシャーを感じることもありますが、スキーが好きな人間なら一度は憧れるカッコイイ仕事です。
パトロールの仕事内容をさらに詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
スキー場パトロールの仕事内容・必要な資格について詳しく解説します。無資格でも可能なスキー場もあります
スキー場リゾートバイトにおける『パトロール』とは、ゲレンデ内での事故・事案発生時に、傷病者に対して応急処置と救急要請を一次的に行う部隊を指します。 スキー場では何らかの理由でコース外に飛び出して事故に ...
その他のスキー場関連の仕事
上述したスキー場での仕事以外にも、スキー場リゾートバイトでは、下記にあるスキー場併設のホテル内での仕事も募集しています。
(ホテル内の求人も多々掲載されている)
上記の職種でも『リフト券が貰える』『休日に無料でスキー場を利用できる』『スキー場併設ホテルの温泉を無料利用できる』といった特典が付きます。
スキー場での仕事ではなく、ホテル関係の仕事に興味があるという人は、上記の職種に応募すると良いでしょう。
スキー場リゾバにはいつから応募するのがベスト?
スキー場リゾートバイトの求人は、毎年10月下旬から応募を開始します。
ただし、各求人には、掲載はされていませんが定員が設けられています(最小1人〜最大15人程度)。
リゾートバイトは『【100%受かる】リゾートバイトの面接内容を解説。髪型自由・タトゥーが入っていても採用される方法も紹介します。』にも記載しているとおり、言葉遣いさえ間違っていなければ、ほぼ100%採用されます。
そのため、応募は早い者勝ち。応募が早ければ早いほどベターであるのは確かです。
ただ、スキー場リゾートバイトに応募するにあたって、以下3つの注意点があります。
- 一度採用が決まるとキャンセルはできない
- 10月〜11月はワンシーズン(就労期間2ヶ月〜3ヶ月以上)の求人が殆ど
- 1週間〜1ヶ月の短期求人は12月頃から掲載され始める
上記の3点を考慮したうえで、スキー場リゾートバイトに応募するのがベストです。
一度採用が決まるとキャンセルはできない。予定は確実に空けておこう
リゾートバイトは数ヶ月先に就労を開始する求人に応募することができます。
しかし、一度採用が決まってしまうと、基本的にはキャンセルはできません。
例えば10月下旬に、11月中旬から就労開始のスキー場リゾートバイトの求人に応募して採用されたとしましょう。
しかし、就労開始までは1ヶ月半近くあります。
その間に何かしらの用事ができて、スキー場リゾートバイトに行けなくなった…というのは通用しません。
そのため、求人が出ているからと言ってすぐに応募せず、まずは予定を確実に空けた上で応募しましょう。
ワンシーズン(就労期間2ヶ月〜3ヶ月)働きたい人は10月〜11月の間に早めに応募しよう
スキー場リゾートバイトの求人は10月頃から掲載されはじめますが、10月〜11月に掲載されている求人は、就労期間2ヶ月〜3ヶ月のワンシーズン求人が殆どです。
(10月〜11月頃に掲載されているスキー場リゾバの求人。『就労期間は2ヶ月は必須』との記載がある)
2ヶ月〜3ヶ月間、ワンシーズンを通してガッツリ働きたい人は、10月〜11月の間に早めに応募してしまいましょう。
上述したようにリゾートバイトの応募は早い者勝ちです。早ければ早いほどベターです。
1週間〜1ヶ月の短期で働きたい人は、12月まで応募を待とう
一方、就労期間1週間〜1ヶ月程度の短期スキー場リゾートバイト求人は11月下旬から徐々に掲載され始め、12月にピークを迎えます。
そのため、例えば冬休みを利用して短期で働きたい大学生などは、12月に入ってから応募するのがベストです。
12月になると、年末年始の繁忙期を目的とした超短期求人をはじめ、求人が更に増えます。
しかし、12月頃になると、上述したワンシーズン求人は徐々に減っていきます。
この辺りを考慮した上で求人に応募しましょう。
先に派遣会社に登録だけしておくと良い
リゾートバイトへの応募には『リゾートバイトの登録から仕事開始までの流れ。いつから始めるのがベスト?』にも記載しているとおり、最初に派遣会社への登録が必須です。
ただ、派遣会社に登録したからと言って、必ずしも求人に応募しなければいけないわけではありません。
とりあえず登録はしておいて、気になる求人が出てきたら応募するというスタンスでも良いです。
そのため、スキー場リゾートバイトで働く意思がある人は、まずは派遣会社に登録だけしておくと良いです。
その上で、例えば派遣会社の担当者に『就労期間1週間の求人が出たら連絡ください』等の希望を伝えておけば、確実に自身が望む条件の仕事に応募できます。
>>>スキー場リゾートバイト求人が多いリゾバ派遣会社【リゾバ.com】
スキー場リゾバの寮はこんな感じ!綺麗で快適です
場所によって寮の雰囲気や形態は異なりますが、上述したおすすめの勤務地「ルスツ」「トマム」「ニセコ」の寮は総じて快適で綺麗です。
なぜなら、こうしたオールシーズンリゾートは、1年中リゾートアルバイターを受け入れているため、社員寮の設備が整っています。また、清掃も行き届いているからです。
以下は、実際に筆者がトマムでスキー場リゾートバイトをしている時に住んでいた社員寮です。
トマムの社員寮
社員寮の外観。5階建ての寮が6棟と3階建ての寮が1棟ありました。
寮内の共用部分。壁は思ったより分厚く、隣室からの騒音などは一切聞こえませんでした。
部屋の中はこんな感じです。ビジネスホテル程度の広さ(12平米くらい)ですが、テレビや冷蔵庫等の家具家電設備があります。狭いですが綺麗で快適でした。
ちなみに、社員寮内にはタバコや飲み物の自動販売機があります。
嬉しい大浴場付き
各部屋にもビジネスホテルと同程度のバスルームがあるのですが、なんと別途大浴場も設備されていました。
大浴場の存在は本当にありがたいです。足を伸ばしてゆったりと湯船に浸かれるため、仕事の疲れが癒されます。
また、仲の良いリゾートアルバイター同士で一緒に大浴場に行き、コミュニケーションを図ることもできました。
このように、トマムやルスツ、ニセコの寮は設備が整っているので本当に快適です。
社員寮以外に個室寮や相部屋寮もある
また、求人によってはワンルームマンションタイプの個室寮だったり、他のリゾートアルバイターと一緒に住む相部屋寮の場合もあります。
(ワンルームマンションタイプの個室寮)
(相部屋寮)
個室寮はプライベートが確保されているため、居心地を優先する人向け。
相部屋寮はプライベートは確保されていませんが、早い段階で他のリゾートアルバイター達と仲良くなれます。
人によってどちらが向いているかは別れるでしょう。求人に寮のタイプも掲載されているため、しっかりと確認しておきましょう。
個室寮や相部屋寮の雰囲気の違い、それぞれのメリット・デメリットについては、以下の記事を参考にどうぞ。
-
リゾートバイト寮はこんな感じ!写真付きで解説します。種類・WiFi環境、居心地の良い寮に住む方法。
リゾートバイト寮の種類と設備は、求人を選ぶにあたって給与の次に必見の項目です。 なぜなら、たとえ給与が良くても、寮環境が最低だとリゾートバイトは絶対に続かないからです。 1週間程度ならまだしも、ストレ ...
美味しい食事を3食無料で食べられます
(リゾートアルバイター用の社員食堂)
スキー場リゾートバイトでは、(求人の待遇にもよりますが)基本的に朝・昼・晩3食の食事が無料で提供されます。
上述したおすすめの勤務地「ルスツ」「トマム」「ニセコ」のような、1年中住み込みアルバイトを雇っている勤務地では、社員食堂が併設されていて、毎日日替わりで食事を楽しめます。
(求人の「福利厚生」欄に「食費無料」との記載がある)
メニューはこんな感じ。日替わりで、3〜4つのメニューから選ぶシステムです。
場所によって異なる場合もありますが、大抵の社員食堂では「ご飯と味噌汁のおかわり自由」です。
食べ盛りの若い人にとっては、かなり嬉しいシステム。
そして食事は美味しい…!
決してお粗末な食事ではありません。「こんなしっかりした食事が無料だなんて、リゾートバイトはなんてありがたいバイトなんだ」と思えるくらい美味しいです。
また、毎月29日は「肉の日」と称して、メニューにステーキが追加されたりと、嬉しいイベントもあります。
賄い、バイキング、お弁当の場合もある
社員食堂の他にも、職種によっては「賄い」「バイキング形式」「お弁当」で食事が提供される場合があります。
例えば調理補助やレストランホールの職種で働く場合は、賄いが提供されるケースが多いです。
いずれにしても、リゾートバイトで提供される食事は美味しいです。マズイ、食べられたものじゃない…!なんてことは決してありません。
どのような形で食事が提供されるかによっては、働く職種や勤務地によって異なります。
食事提供の形式、1日の提供回数等については、リゾートバイト派遣会社の担当者に確認しておきましょう。
リゾートバイトの食事について、さらに詳しく知りたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。
-
リゾートバイトの食事事情。自炊は不要。社員食堂、弁当、まかないを写真付きで紹介。
リゾートバイトでは、基本的に以下4つの形態いずれかで食事の補助があります。 社員食堂での食事 まかない 弁当 食事手当(1日1,000円くらい。自炊するか都度ご飯を購入することになる) どの形態の食事 ...
スキー場リゾバで働く人々。出会いもあるよ!
スキー場リゾートバイトで働く人々の6割は、20〜30代のフリーターです。残りの4割は大学生。
ただ、年末年始だったり、1週間や1ヶ月の短期スキー場リゾバに関しては大学生が7割ほどになります。
- 11月下旬〜3月後半までのオールシーズン = フリーターが6割
- 年末年始のみや1ヶ月程度の短期求人 = 大学生が7割
体感的には大学生を含めた20代が殆どです。20代の人にとっては同年代が多数であるため、早い段階で他のリゾートアルバイターと打ち解けられるでしょう。
だからと言って、決して30代が働いても浮くということはありません。
なぜなら、直雇用で働いている社員さんやパート・アルバイトの人には30代以上が多数いるからです。
そのため、30代でも同年代の人は多く、浮くことなく周りと打ち解けられます。
特にゲレンデ職種よりも、ホテル客室清掃(裏方業務)や調理補助は、30代〜60代まで幅広い人が働いています。
30代だから浮くかも…という心配は不要です。30代以上でもスキー場リゾートバイトは楽しめます。
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30代が多いリゾートバイトを紹介!リゾバは若い子だけじゃない。30代でも浮かない仕事。
リゾートバイトを始めようと思っている30代は、主に年齢についての懸念を抱いている方が多いのではないでしょうか。 リゾバは大学生などの若い人が多いイメージ 同年代が少ないのでは?浮いてしまわないか? 筆 ...
ゲレンデマジック!スキー場リゾバには出会いがたくさん!
スキー場リゾートバイトは、数あるリゾートバイト勤務地の中において、一番出会いがある!と言っても過言ではありません。
理由は以下3つによるところが大きいです。
- 全国から大学生を含めた20代の若い男女が集まる
- 「スキー・スノボ」という共通の話題がある
- 非日常な「ゲレンデマジック」が発生する
全国から大学生を含めた20代の若い男女が集まる
リゾバで知り合った人と飲み会!!!!!🍻🍻 pic.twitter.com/piVjAddguK
— color-full (@color_full0302) May 2, 2021
スキー場リゾートバイトのシーズンは、大学生の冬休み・春休みと被ります。また、スキー・スノボを目的とした多くの若いフリーターの男女が全国から集まります。
そのため、仲良くなったリゾートアルバイター同士で飲み会を開いたり、休日に遊びに行くなんてことは日常茶飯事です。
実際、筆者も付き合うまでには発展しませんでしたが、ルスツ・トマム・ニセコのスキー場で働いた時は、計6人もの女性とLINEで連絡先を交換しました。
筆者以外の男性の中には、2ヶ月のリゾートバイト中に交際にまで発展した男女もいます。
スキー場リゾートバイトのシーズンは1年でピークと言える繁忙期であるため、募集人数も多いです。
1年で一番若い男女が集結する時期なので、出会いの機会は多々あると思って良いです。
「スキー・スノボ」という共通の話題がある
なぜ、スキー場リゾートバイトは他のリゾートバイトに比べて出会いの機会が多いかと言うと、皆んな「スキー・スノボが好き、興味がある」という共通の話題があるからです。
そのため、「あのコースは初心者でも滑りやすい」とか「上級コースはコンディションが良かった」など、話題が次々と生まれます。
わざわざ話題を考えなくても、自然と話題が生まれました。
例えば、「無料のリフト券って誰に言ったらもらえますか?」と聞かれ、「人事部の事務所に言ったら貰えるみたいですよ。自分も行くとこなので、一緒に行きますか?」と自然に会話が生まれます。
そして、何より強いのが、一緒にスキー・スノボを楽しんだり、お互いに滑り方を教えあったりできること。
飲み会よりも非日常の中でコミュニケーションが取れて、強烈にお互いの印象が良くなります。
例えば筆者の場合。筆者はスノボ初心者なので、同じ初心者の女性リゾートアルバイターと一緒にブレーキの掛け方と言った超初心者向けの技術を一緒に練習しました。
もうね、めちゃくちゃ楽しいです。
知らない人同士でもスノボという共通の趣味があるだけで、ここまで打ち解けられるとは…!と思いました。
これぞゲレンデマジック効果。出会いを期待している人にはスキー場リゾートバイトは強くおすすめします。
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非日常な「ゲレンデマジック」が発生する
ゲレンデマジックとは、「スキー場で異性が何割増しか素敵に見えてしまう」という現象を指します。
このゲレンデマジック、本当に存在します。
別にスキーやスノボが上手だから良く見られるというわけではありません。
上述したように筆者はスノボ初心者です。そして筆者と一緒に滑っていた女性リゾートアルバイターもスノボ初心者でした。
女性リゾートアルバイターが「きゃ〜こけちゃった〜」なんて初々しい悲鳴をあげるだけで、凄く可愛く見えるんですよね。
また、上手な男性であれば、女性の「できない」を解消してあげるだけで印象がめちゃくちゃ良くなります。
そしてゲレンデでは、ニット帽やメガネをかけていて、なんとなくウェア姿が格好良かったり、可愛く見えます。
マスクをしている女性が可愛く見えてしまう現象に似ています。
こうしたことで、男女の距離はグッと縮まります。
男女で一緒にゲレンデで遊ぶのは本当に楽しいです。
休日はスノボ三昧!温泉にも入ってリフレッシュできます
上述したように、スキー場リゾートバイトで働くリゾートアルバイターには、以下の特典があります。
- 無料のリフト券が貰える
- 無料でスキー場を利用できる
- 無料でホテル併設の温泉に入り放題
- 社員割引価格でウェアやボード類をレンタルできる
(場所によっては無料の場合もあり)
そして、ルスツやトマムには、スキー場から札幌を繋ぐ無料のシャトルバスもあります。
そのため、休日は基本的に
- ひたすらスキー場でスキー・スノボ三昧
- 温泉に入ってゆったり過ごす
- 札幌を日帰りで観光する
- 仲良くなったリゾートアルバイター達と飲む
と言った過ごし方ができます。
基本的にお金がそこまでかからないのが嬉しい点です。
せっかくスキー場リゾートバイトで働いているのだから、思い切りゲレンデを楽しみたい…でも働いているのだから無駄な支出は減らしたい…!という考えにピッタリです。
ゲレンデに飽きたら温泉や札幌観光でリフレッシュ!
スキー・スノボが目的でスキー場リゾートバイトで働く人でも、さすがに休日は毎回毎回ゲレンデ…というのも正直言って飽きます。
(筆者は後半から飽きていました…。下手くそだからというのもありますが)
そこで嬉しいのが、温泉の無料入浴や札幌観光です。
ルスツやトマムでは、ホテルに併設されている温泉を無料で利用できます。
これがまた、仕事で疲れた体をリフレッシュできて最高…!夜はぐっすり寝られます。
なにより体がポカポカして気持ちが良い。
朝早く起きた時は、仕事前に朝風呂として温泉に入ってから出勤することもありました。
スキー場リゾートバイト中は一度しか行きませんでしたが、無料のシャトルバスに乗って行った日帰り札幌観光も満足度が高かったです。
直雇用の社員さんやパートさんは札幌に詳しいため、「どこが面白いか」「何を食べるのがおすすめか?」などを教えてくれます。
そして札幌の気になるスポットを巡ってきました。
こうして、働きながらも休日はスノボに温泉に札幌観光と、まるで旅行ばりに充実した日々を送れるのが、スキー場リゾートバイト最大のメリットです。
ここまで休日が充実する住み込みバイトは他にないでしょう。
スキー場リゾートバイトに必要な持ち物【荷物の郵送も可!】
スキー場リゾートバイトで働きたい人の中には、自前のスノーボードやウェアを持ち込みたい人もいるでしょう。
そのため、通常のリゾートバイトよりも荷物が多くなりがちです。
ただ、リゾートバイトでは荷物の郵送が可能(勤務先によっては不可の場合もある。派遣会社に要確認)です。
荷物が多くなりそうな人は、荷物の郵送も視野に入れておきましょう。もちろん、自身で持っていける人は持っていくのもあり。
ももクリの余韻に浸る間もなくルスツにリゾートバイトしに行ってきますよー
超大荷物。
約2週間のスノボ合宿だ(笑) pic.twitter.com/sZppdsnD6F— 蓮々 (@renren_mcz) December 27, 2014
(自分でボードなどの荷物を持っていく人もいる)
以下では、実際に筆者がスキー場リゾートバイトで持って行った荷物を紹介しています。
1ヶ月のスキー場リゾバで持って行った荷物
筆者は自身のボードやウェアを持っていないので、リゾートバイト派遣会社から指示された「最低限生活に必要な荷物」だけを持っていきました。
(必要な荷物については、派遣会社から案内がある)
ボードやウェアなどのスノボ用品は、全て勤務地でレンタルしました。
スキー場リゾバの持ち物一覧
- 部屋着 × 3日分
- 下着、靴下 × 3日分
- 普段着
(ジャケット、トレーナー、ジーパン) - 部屋着
- バスタオル × 2枚
- ハンドタオル × 2枚
- バス用品
(シャンプー、コンディショナー、固形石鹸) - 洗顔系用品(歯ブラシなど)
- ワックス
- ドライヤー
- 部屋干し洗剤
- プラスチックのコップ
- 延長コード
- ハンドジェル
- マスク
- メモ帳
- 筆記用具
- クリアファイル
- 印鑑
- ノートパソコン
筆者の場合、寮に乾燥機能付き洗濯機を完備しているため、衣類は3日分で事足りました。
衣類の量については、派遣会社に「寮に乾燥機があるか」を聞いた上で、必要な量を確認すると良いです。
その他の荷物については、全て派遣会社から案内があります。
ちなみに、上記の荷物は全て40Lのスーツケースとリュック1つに収まりました。
リゾートバイトの持ち物については、以下の記事も参考にどうぞ。
-
【動画あり】リゾートバイトで必要な持ち物を全て紹介します。
リゾートバイトの荷物は、3〜4泊程度の旅行と同じ感覚で揃えれば大丈夫です。 着替えやバスルーム用品、日用品など、旅行する時の荷物とさほど変わりません。 荷物については、就労先が決まり次第 ...
ウェアやボードがなくてもスキー場リゾバを楽しめるの?
筆者のように自分のウェアやボード等がなくても、心配は不要です。
リゾートアルバイターの殆どが自身のウェアやボードを持っていない初心者です。
リゾートアルバイターは、スキー場で社割(もしくは無料)でウェアやボードをレンタルできます。
(社割が何%効くのか、もしくは無料でレンタルできるのか、については勤務地によって異なる。応募前に派遣会社に確認しておこう)
そのため、ウェアやボードがなくても休日に思い切りスキー・スノボを満喫できます。
無料ではない場合、レンタル料金の出費が少し痛いですが、それでも社割が効くので大分安いです。
せっかくスキー場に来ているのですから、1日くらいはウェアやボードをレンタルしてゲレンデを楽しみましょう。
スキー場リゾートバイトでいくら稼げる?月に15万円以上の貯金は余裕
以下は、実際に筆者がトマムのスキー場でレンタル係として働いた時の1ヶ月の給料です。
【レンタルスタッフの労働条件】
- 1日9時間労働
- 時給⇒1,000円
- 残業時は1,250円(2.5割増)
- 週休1日
【レンタルスタッフの給料。額面・手取り・貯金に回せた額】
- 額面⇒262,250円(基本給249,750円 + 残業10時間12,500円)
- 社会保険⇒約45,000円
- 生活費⇒2万円
- 貯金に回せた額⇒約19万円
トマム、ルスツ、ニセコといった北海道スキー場リゾバの平均時給額は1,000〜1,100円です。
残念ながら、北海道の平均時給額はそこまで高くないのが現状です。
しかし、休日にスノボや温泉、札幌観光を楽しみながらでも、月に19万円も貯金に回せるほど稼げました。
遊んで思い出も作りながらの給料としては、まずまずではないでしょうか。
近年はリゾートバイト派遣会社も派遣社員を増やすために、時給額の底上げに取り組んでいます。
数年前までは北海道だと時給1,000円を切るのが普通でしたが、現在では時給1,000円以上の仕事は余裕で見つかります。
余裕で月に15万円以上は貯金に回せると考えて良いです。
できるだけ時給が高い仕事を見つけて、たくさん稼ぎましょう。
スキー場リゾートバイト求人のおすすめの探し方
冒頭でも述べたように、スキー場リゾートバイト求人を探す際には、リゾートバイト専門の派遣会社を利用するのが一般的です。
派遣会社は全国に複数存在していますが、中でも特にスキー場リゾートバイト求人の掲載数が多いのが、リゾバ.comです。
>>>スキー場リゾートバイト求人が多いリゾバ派遣会社【リゾバ.com】
リゾバ.comの口コミ・評判については、以下の記事を参考にどうぞ。
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リゾバ.com(ヒューマニック)の評判と実際に利用して感じた口コミ。優良派遣会社です。
リゾバ.comは株式会社ヒューマニックが運営する、リゾートバイト特化の人材派遣サービス会社です。 リゾバ業界の中では大手と言われている派遣会社であり、掲載求人数の多さは業界ナンバーワンを誇ります。 今 ...
リゾバ.comでは北海道のみならず、岐阜、岩手、広島、新潟、長野などの全国のスキー場リゾバ求人を掲載しています。
また、年末年始を含めた1週間〜1ヶ月程度の短期求人もリゾバ業界で最も多いです。
スキー場リゾートバイトを始めるなら、絶対にリゾバ.comの利用がおすすめです。
ただ、複数の派遣会社への登録も可能です。
万が一、リゾバ.comの雰囲気が合わない、条件・待遇がマッチする求人が見つからない…という場合には、他の派遣会社の利用も視野に入れると良いでしょう。
以下の記事では、筆者がおすすめする大手のリゾートバイト派遣会社をまとめて紹介しています。
リゾバ.com以外でスキー場リゾートバイトを始めようと思っている人は、以下の記事も参考にどうぞ。
>>>2023年のリゾートバイトおすすめ派遣会社【厳選7社】リゾバ歴5年以上の専門家が徹底比較。
スキー場リゾートバイトは絶対に思い出に残る楽しいアルバイト!
筆者は何度もスキー場リゾートバイトを体験していますが、本当に楽しいバイトだと思っています。
リゾートバイトには、「温泉地」「山」「ビーチ」など様々なスポットでの仕事がありますが、冬は絶対にスキー場一択!
そう言えるほど楽しいです。
ゲレンデで思い出と出会いを作り、温泉でリフレッシュして、札幌観光も満喫して…
ここまで充実するリゾートバイトは他にはありません。
興味がある人は、是非スキー場リゾートバイトを体験してみましょう。
冬にリゾートバイトをはじめたい人は、以下の記事も参考にどうぞ。おすすめの勤務地、スキー場以外のおすすめ職種、冬リゾバで稼げる給料などを詳しく解説しています。
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